経営がみえる会計 第3版: 実学入門 目指せ!キャッシュフロー経営

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532314460

感想・レビュー・書評

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  • 2014/12/29実務補習に備えて再読。

  • 簿記三級以下が対象と思われる。
    わかりやすいが、それは内容が簡単なためだ。

    「経営が見える会計」という題名から、3表の分析法を扱ったものと思いきや、営業・経常利益とは?減価償却費とは?などが後半に出てくるようなレベルで、それらの解説も非常にあっさりで、思ったよりかなり初歩的な内容だったので残念。

  • 簡潔で読みやすい

    しかしこの手の本にはよくあることだが、タイトルと本文の内容にズレが生じており、読者の目的にあった知識を提供してくれない

  • 今まで何となくわかっていた減価償却や繰延資産などの概念に加えて、会計を用いてどうするのかということまで理解できました。

  • 会計の基本がとてもわかりやすく説明されている。いままで読んだ中でいちばんわかりやすかった。

    キャッシュフロー・・・お金の出入り(収入と支出)のこと。家計簿といっしょ。

    損益計算書・・・収益と費用の差が利益。収益と収入、費用と支出はイコールではない。収入と支出はお金の出入りと帳面に記載するタイミングが同じ。収益と費用は、タイミングが同じとは限らない。在庫の費用計上は在庫が売れたときに行う。減価償却や繰延資産、引当金などがタイミングが異なる代表的な例。

    税務申告書・・・益金と損金の差が所得。収益と費用を税金の世界に変換したもの。やり方は税法で決められている。

  • かなり読みやすい。たださわりだけだから、もっと深く知りたいと思った。入門書としてはいいです。

  • 簿記では資産、負債、資本とかで考えていた貸借対照表を
    調達と投資に分けて考えて整理していたのが新鮮。

    簿記では、決算書の書き方しかやらなかったが、
    基本的な読み方を提示してくれたのが、実用的だったと思う。

  • 田中靖浩著「経営がみえる会計」日本経済新聞社(2004)
    *本業に回帰して、営業利益をあげましょう。難しく考えないでどうやっても受けるかという商売の原点に考えることが大切です。
    日本の経営者が伝統的に強く意識していたのが経常利益です。これは本業でもうからなかったら手持ちの株を売却することで増やすことが可能であり、そこに重要なポイントがありました。つまり経営利益重視の会社方針が生み出した弊害や矛盾があるのです。
    *国際化にともなって経常利益の指標は陰を潜めてきました。なぜなら海外には経常利益という概念がないためです。
    *会計からみた経営上の課題は3つだといわれています。(1)利益を獲得すること(2)財務体質をつよくすること(3)キャッシュフローを管理すること、になります。
    *会社の資金調達には次の方法があります。(1)エクイティファイマンス(資本を増やす)(2)デットファイナンス(負債を増やす)
    *会社が赤字に転落したという場合に問題になるのは次の2点です。(1)赤字の大きさはどれほどであるか?(2)そして赤字の原因は何なのか?赤字は絶対的な金額の大きさでは判断できません。それを判断するには単年度にでた赤字額を資本の武にある余剰金の金額と比較しればよいのです。
    *利益(損益計算書)の考え方は、収益と費用です。それに反してキャッシュフローは収入と支出になります。もうひとつあります税務申告書は益金と損金になります。
    *3匹の会計妖怪がいます。(1)減価償却(2)繰延資産(3)引当金です。これらはタイミング変換を行う必要があるのためです。さらにずれがあるのは在庫と掛け売りもあります。

  • 会計の基本の考え方がすごく分かりやすく、平易な言葉で説明されています。決算書を読みこなせるようになりたいと思っている初学者にオススメです!
    語家さんとのコラボセミナーでお話を聞いたことがあるのですが、こんなに分かりやすい本を書いている人気著者だとは知りませんでした。

  • 非常に読みやすい

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著者プロフィール

1963年、三重県生まれ。作家、公認会計士。田中靖浩公認会計士事務所所長。早稲田大学卒業後、外資系コンサルティング会社などを経て現職。中小企業向け経営コンサルティング、経営・会計セミナー講師、執筆、連載を行う。著書に『会計の世界史』(日本経済新聞出版社)、共著に『お金にふりまわされず生きようぜ!レストランたてなおし大作戦』(岩崎書店)など多数。

「2022年 『会計と経営の七〇〇年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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