「3つのF」が価値になる!: SNS消費時代のモノの売り方

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532321963

作品紹介・あらすじ

「どこで買うか」より、「誰から買うか」!
「つながり」が個人の資産になる!

SNSによって消費が生まれ、SNSのために消費が生まれる――
そんな「SNS消費」が経済に大きな影響を与える時代です。

SNSをあなたのビジネスに最大限活用することを目指すなら、

・3つのF(家族、友人、フォロワー)
・つながりの経済
・「組織」より「個」
・「売る」より「関係性」
・「仕事」より「楽しさ」

これらがキーワードになっていきます。

多くの店や商品が、友人知人のSNSの投稿で知られています。
あなたの会社や商品はSNSの中で語られているでしょうか。
SNSの中で語られなかったら、
これからの消費の半分くらいは「諦める」ことになります。

だから早急に、あなたの会社も「SNSファースト」になる必要があります。
そうしないと、売上が減っていく、販促費がかさむ……
そんな事態に陥る可能性が大きいのです。

本書は、

□売上1200万円のサングラス企画。売ったのは「一体感」!
□初対面なのに「住宅」が成約! 共感を発信する工務店
□町ぐるみで発信を楽しむ! これが地域活性の進化形
□投稿目当てで大行列! サービスエリアのガチャめし

……など、さまざまな「SNS消費」の事例を挙げながら、
新たな時代のマーケティングの考え方を説いていきます。

感想・レビュー・書評

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  • TwitterやFacebookなどのSNSについて、改めて考えさせてくれます。自分が何となーくやっていたことを文章化してくれていたり、気づいていなかったことを文章化してくれていて、非常に面白い本でした!

  • モノではなく体験を売るエクスペアリンス・マーケティング(エクスマ)

    あるアパレル経営者のSNS 日常をアップ→彼とつながっている人がそのお店に行きたい,商品が欲しい→彼がメディアになっている。

    3つのF family friend follower

    ガチャめし 高速道路のサービスエリア この商品はSNSで投稿してもらえるか?の視点で考える。

    マスメディア テレビで一時的に客殺到→☆古いスタイル

    リフォームを頼むとき→ググって一番上位→ネットのスキルのおかげかも フェイスブックの好評→信頼できる。

    写真を撮るためだけにディズニーに行く→今まで企業が経験したことのない消費が増えていく

    ×「SNSがGDPに影響を与えているというが具体的な数字がないから説得力がない」
    時代は変化している。感じたらすぐに行動しなければ、完全に乗り遅れ、知見をためているところが総取りするようなことになる。ロジックより直感

    独自化・差別化 競合他社も同じ戦略→コモディティ化

    立川志の輔 落語家という枠から飛び出し、それ以外の何かになっている。

    業界、業種、商品の境界線がなくなる ホテル、旅館→Airbnb タクシー→Uber

    電気自動車 ガソリン車がなくなると、スタンド、石油会社…影響大

    昔、仕事は苦行→大量の商品を売る時代 今は量より質
    商品の情報はネットを通じて処理しきれない→見ないし、調べない→消費を決定するのは関係性3F

    明るく楽しんで仕事をしている人や企業→たくさんのいい人が集まる→質の良いいい関係
    企業活動の多くの部分が可視化

    ホームセンターで買い物 昔→一仕事 今→ネットの普及・スキマ時間で終了

    メガネ大手OWNDAYS フォロワー採用が話題

    アパレル店でサイズが大きいのに「お似合いですね」 予算・ノルマ→将来の顧客を失う→アパレルブランド苦戦

    グラサンの販売数をネット実況する企画 買い物を楽しむプロセスを提供

    釧路市 木島務 画家 3,000名に手書きの案内

    ネットの時代、リアル店舗の存在意義→体験価値 ×コト消費→コト消費を売っているに過ぎない 農業体験、乗馬→体験型商品でしかない

    普段、自動的に行動していることを疑ってみる→違うお店、テレビ、映画

    鹿児島県霧島市「住まいず」 写真をインスタに投稿・ピンタレストに参考になる写真

    恐竜、身体大きい、大量に食べる→隕石→絶滅 鳥→軽く小さくすることで自由を手に入れた
    大企業と小さい会社

    名刺不要 誰もがしっかりと自己ブランディングしなければならない☆市役所職員…

    NY市立大教授・キャッシーデビッドソン「2011年にアメリカの小学校に入学した子供の65%、大学卒業時には今は存在していない職業に就くだろう」→☆年齢不明、20年後のことか?35%の人は?

    ネットで調べれば分かることは教育する必要ない時代→面白くエキサイティング、楽しい時代→いかに楽しむか

    現代のビジネスで成功する人は、変化を楽しめる人

    芸能人でない個人にファンが付く時代
    仕事を遊びの領域まで昇華させる。遊びは高度なもの。知性がなければ遊べない。教養が必要。

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著者プロフィール

フリーパレット集客施設研究所主宰。
明治大学文学部(演劇専攻)卒業後、(株)京屋にてヴィジュアルプレゼンテーション、ニューヨーク大学にて映画製作等を経験。(株)ラーソン・ジャパン取締役就任後、各種集客施設(水族館、博物館、テーマパーク、レストラン、ショップなど)の企画設計を手がける。実績が証明されるにしたがい信奉者が増える。特に体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の考え方で集客施設や会社のコンサルティングを行う。

「2019年 『「つながり」で売る!法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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