なぜ、学ぶ習慣のある人は強いのか? 未来を広げるライフシフト実践術

  • 日本経済新聞出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532323974

作品紹介・あらすじ

学び続けられる人と学び続けられない人。
世の中には2種類の人間が存在する。
さて、あなたはどちら? 
ライフシフトの先達たちから届いた、しなやかにキャリアを築くためのヒント集。

定年が近いと感じている人、人生の折り返し地点が自分なりに見えてきた人など、職場で中堅以上になってきて、次のキャリアチェンジを悩みつつ、踏み出せない人に向けたライフシフトの実践的指南書。

起業、社会起業や資格取得、顧問への就任などしなやかにライフシフト=キャリアチェンジを果たした人たちや、野中郁次郎、金井壽宏、石山恒貴ほか、著名学者へのインタビューもまじえ、大人になって学び続けられることの大切さを説き、学ぶことで変化への対応力を磨いた人ほど、人生の満足度も高まっていることを明らかにする。30代半ば以降のミドルのキャリア形成を応援する一冊となっている。

感想・レビュー・書評

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  • もともと学び直さなくても良い方々が多かったようです。
    色々な学び直しの方法がある事を理解できて良かったです。

  • 結局大切なのは人生の目的を持つこと。

  • 今考えていることと、実践していることが見事にリンクしストンと腹落ちし嬉しかった!
    詳しくはコチラに、書きました✍️
    https://note.com/ruly_yasuka/n/n8d463f697710

  • なぜ、学ぶ習慣のある人は強いのか? 未来を広げるライフシフト実践術
    著:徳岡 晃一郎 , 佐々木 弘明、土屋裕介

    人生100年時代において大切な概念であるライフシフト。ライフシフトとは、人生の節目に対してまじめに向き合っていくことであり、それは、「自分なりの生き方、働き方を自分自身で見出し、時には大きく方向転換もしながら、自分らしく輝ける場所を見つけること」と言える。

    その「ライフシフト」の実現に欠かせないものが、「学び続ける習慣」を身に付けることである。

    本書の構成は以下の5章から成る。
    ①転機=学び直しの好機と考えよう
    ②学びのWHYを強く意識する
    ③いつ、どこで、何を学ぶか
    ④5年後、10年後どうなりたいのか
    ⑤学び続けるこそ未来は広がる

    30歳手前にして学びのチャレンジを行った。以後、業務の中やプライベートの中で学びを意識して取り組んできたものの、ここにきて、大きな学びや転機を感じるようになり、第二ジェットエンジン的な学びが必要と危機感を覚えている。

    未来が見えないからこそ不安に思う。だからといって、目的や目標もないまま目の前の流行りを学ぶというのも違う。意図と意志をしっかり持ち、自身のライフプランを数十年先を見据えた形で学ぶ時が迫っている。

    学ぶ機会は多く恵まれた時代でもある。だからこそどれをどのように学ぶかに二の足を踏んでしまう。

    まずは、置かれた場所で咲くための短期的な知識を得る。そしてしっかりと見えないものの、見ようとする努力という眼鏡でしたたかにありたい姿を見据えて学んでいきたい。

    本書は、成功事例からそのプロセスまでをワクワク感を持って教えてくれている。

  • うーん、人それぞれだし、出てくる人みな成功者やなぁと思った。

  • 『なぜ学ぶ習慣のある人は強いのか?〜未来を広げるライフシフト実践術後〜』要約

    本書は、40〜50代に対してこれまでの経験を用いてシニアだからこそ発揮できる価値を発揮することと、ライフシフトに取り組むことを推奨する本だと感じた。(とはいえ、若手が読んでも参考にはなる)

    その上で、ライフシフトの実現に欠かせないのが「学び続ける習慣」を身につけることであり、本書は「学ぶこと」に対する考え方と具体的方法、実例を示している。

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    日本でも2016年に刊行されベストセラーになった経営学者リンダ・グラットンらによる『ライフ・シフト-100年時代の人生戦略』でも示されたように、これからの時代は多くの人が100歳近くまで生きるようになる。するとこれまでの「学生」「40年勤務」「老後」という3ステージ型人生から、マルチステージ型の人生への転換が必要になってくる。

    そのために具体的な方法として「人生仮説4つのステップ」というものが示されている。
    ①自分の「市場価値」の確認
    ②自分の「変身資産」の棚卸し
    ③自分の「人生仮説」の描写
    ④自分の「未来年表」の作成

    ※変身資産とは人生をライフシフトしながら長期にわたって豊かにエンジョイするための意思と能力
    〈具体的要素〉
    ・オープンマインド
    ・知恵
    ・仲間
    ・評判
    ・健康

    ライフシフトは人生の旅路の一つの過程なので、瞬時に答えを出るものではない。そのため、学びながら進んでいけば良い。ただそのために大切なのは、目的を持って学ぶことと、その過程で「計画された偶然性※」も視野に入れてフレキシブルに学び続けること。
     ※何もしない人ではなく、ある程度予想して準備している人には良い結果が訪れるという理論。

  • ミドルシニアのライフシフト事例が豊富。
    印象に残ったのは
    ・夢を語る。
    ・生きざまは選べる。
    ・外に出て対話を重ねる。
    ・書くことを極める。
    学び行動し続けたい。

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著者プロフィール

株式会社ライフシフトCEO、多摩大学大学院教授・学長特別補佐。1957年生まれ。日産自動車で人事部門、オックスフォード大学留学、欧州日産などを経て、99年よりフライシュマン・ヒラード・ジャパンにてSVP/パートナー。人事、企業変革、リーダーシップ開発などのコンサルティング・研修に従事。2006年より多摩大学大学院教授を兼務し研究科長などを歴任。「Management by Belief」を一橋大学野中郁次郎名誉教授らと提唱。17年にライフシフト社を創業しライフシフト大学を開校。

「2023年 『リスキリング超入門 DXより重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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