20代の勉強力で人生の伸びしろは決まる

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534048288

感想・レビュー・書評

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  • 福沢諭吉のベストセラー『学問のすすめ』では、
    『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』
    の部分がやたら目立つ。
    でも、彼が本当に述べたかったことはたった一つ、
    ★『勉強しないと他人にこき使われて貧乏人になるよ』
    とだけ述べたかったに違いない。
    大人の勉強は、自由になるための勉強だ。

    :::::

    ●伸びる20代の口癖…『なるほど』

    ●学生・国家資格…常識を詰め込む勉強・人に使われるための勉強

    ●気づき力…気づきの差が年収を決め、社会的地位を決め、人生の充実度を決めていく。
      ⇩
     高めるコツ…『もし自分だったら…』 当事者意識

    ●自分より1ランク2ランク上の仕事にチャレンジし続けることによって、最短コースを求めながら遠回りの環境。
     人の気持ちを理解しようとする姿勢。
     自分が痛い目に遭った経験が人の心の痛みを感じようとさせる。

    ●自分で営業成績を上げることは大切。
     ところが、組織としては営業成績を上げる販売員を育成してくれるマネージャーの方が高い評価を受ける。

    ●お金持ちになりたかったら残業より勉強。

    ●残業する人…便利・かわいそう・不器用な人
             同情されても、尊敬されない。
     長時間働くことが尊いのではなく、成果を挙げることが尊い。

    ●●●どうしたら人は喜ぶのか?
       これを知リ尽くしている人が最後に勝つ

    ●人間の研究…悔しさ・苦い思い出を心のアルバムに。いずれ役立つ。(すぐに切れたりせず我慢)
     
    ●立ち読みは知恵の万引き

    ●頭を良くするコツは、人・モノの良い部分を見つけて褒めることだ。
     短所を見つけるのは、子供にも出来るが、長所を見つけるには知性が必要。

    ●本好きな人は勉強好きで、人の心の痛みを理解しようとする人達。だから仕事でも成果を挙げる。
    ●人は読んできた本のような人生を歩む。

    ●TSUTAYAビジネスカレッジDVD

    ●男性…どちらが強いか(権力・経済力)
    ●女性…恋愛と容姿
      ⇩
     異性の視点・感性を貪欲に吸収できた人間が成長する。
     同性愛者に天才肌が多いのは異性の気持ちがわかりあえるのかも。

    ●人は孤独な時間に成長する。
     鍛えたスキルがある分岐点を超えた瞬間に、運命の人との出逢いがある。
     (自分を磨けば親友とは引き寄せあう)

    ●ビジネス・人生で本気で花を咲かせたかったら、誠実をベースに。

    ●20代…熱意=スピード
    ●困った時は『あの人だったらどうするか?』と思想模写する。

    ●まずNO.1になる。他分野のNO.1と知り合い、上質の情報が殺到する。

    ●相手がわかってくれないではなく、
     自分が分かってあげる。という姿勢。
    ●サラリーマンの気持ちが分からず、独立してやっていけるはずがない。

  • 今から読んで見ます(*^^*)もう26歳の私ですが…学生⇒社会人の勉強の在り方について考えてこなかったので、これからでも学んで行こうと思います\(^o^)/

  • 耳が痛いことばかり!
    特にいいなと思ったのは:

    1.遅刻は絶対だめ。
    ネガティブな返事こそ、早く返す
    中途半端な時期からスタートできるか

    2.熱意とは、圧倒的スピードのことである。

    3.短所を見つけるのは子どもにもできるが、長所を見つけるには知性がいる。
    豊富なボキャブラリーと高い人間性がなくては長所を見つけることは難しい(→褒めるだけの書評ブログを書いてみる)

    さて、どれだけ実行に移せるか。

  • 【リード】
    社会人の勉強は、学生の勉強よりはるかに報われやすい。

    【内容】
    この本は目次が非常に良くできていて、ただのコピペになってしまうので省略。

    【コメント】
    最近読んだ本の中で、もっとも「気づき」が多かった本だ。
    『「なるほど」と言われると、本来話す予定ではなかった内容まで話してくれる』とか、『長時間の立ち読みは知恵の万引き』とか、『熱意はスピードでしか示せない』とか、きりがないのでこのあたりにするが、とにかくオススメ。
    タイトルに20代って書いてるけど、別に20代に限った話ではなく、すべての年代の人が対象の本。
    おそらく出版社が20代って書いたら売れるからって安直に付けたんだろう。
    内容がない本をタイトルで売るのは良いが、ちゃんと内容がある本まで無理矢理流行に合わせてピンぼけしたタイトルをつけるのはどうかと思う。
    レビューを書くときに気づいたが、『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』と同じ著者だったのか。
    それにしても『20代』とかがタイトルに付いてる本ホントに多いな〜。
    似ているタイトルが多すぎて自分が読んだかどうかすらわからなくなってきた。
    内容とは関係のないコメントをいっぱい書いたが、この本自体はすごくオススメ。

  • そこらへんによくある自己啓発本とほぼ似たような内容,構成であることは間違いない。が,本書の進めるとおり,褒める書評を実行し3点にまとめた。1.情報収集だけでなく,情報活用する。自分がニュースの当事者の立場となって情報を得るというプロセスは大変有効なのではないか。2.新人は3ヶ月間でヒットを打つべし。そして周辺環境を期待されるよう固めておく。良いスタートを切り,ずっと良い環境下で仕事ができるように。3.難しい本は無理をして読まない。簡単な本を多読で結構。なんか少し気持ちが楽になった。とまぁこんな感じである。ただここでは自分が共感したところだけを抜粋している。モチベーションを上げたい20代はこんなレビューを気にせず読んでみては良いのでは。

  • この本を選んだ理由:
    20代だし、勉強したかったし、伸びたかったから。
    20代にどれだけキャパを広げるかが勝負だ、と聞いていたので。

    この本に感動した理由:
    今すぐにでも実践できそうなことが、簡潔に書かれているから

    具体的に感動した個所:
    悲壮感の漂う勉強は勉強でない
    熱意はスピード(すぐ始めることでしか熱意は示せない)

    発見したこと:
    誰でもトライできるし、本気でやってみれば、どんな人でも変われると思った

    自分にどのように影響したか:
    好きな作家の本をひたすら読むことから始めればいいと書いてあったので、実際にやってみると、今まで本を読むのが苦手だったのに一日1冊ペースでも読めるようになった

  • この本に「立ち読みが長い人に金持ちはいない」ことが書かれていたが、僕は六本木のTSUTAYAでスタバのコーヒー片手に読了してしまった。なんとなく申し訳ない気分になった。

    1時間くらいあれば読み切れちゃいます。そのくらいの本です。

    仕事へのモチベーションを上げる一種の清涼剤としていいかな。

  • 1時間くらいでサクッと読める
    後輩とかに勧めたい一冊
    人の研究が本質なこと
    どのようにしたら人は喜ぶのかを知り尽くしている人が最後に勝つ
    お金持ちになりたかったら残業より勉強
    自分的にはカチンときたこと言い返さず書き留めていく。

  • とてもわかりやすかった。読みやすかったので2,3時間で読めた。

    社会人になる前に読めて良かったと思う。自分が印象に残ったのは以下のトピックだ。

    大人の勉強は長期戦だということ。
    10年単位だと、長い長い。学生時代の学びと違って大人の学習は自由である。自分の好きなものをとことん突き詰めることが学びになる。その学びは身近にある。この本の例では、ハガキを書き続けることも専門性を高めるのと、それに付随する能力向上による学びだそうだ。そう考えると、大人の学びってすごく無限大で楽しいな、面白いなって感じた。あとは、いかに継続できるかがキーになってくるだろう。

    20代で仕事をこなす際に求められるのは熱意だということ。その表現方法はスピードである。それは、複数のスケジュールを提示されたら一番早い日時にするだったり、紹介をもらったらその場で繋いでもらったり、いろんなスピードに繋がる。現代だとLINEは即レスしてはいけないとか、変な空気を読む部分があるが、ビジネスの世界ではそんな他人の目なんて通用しないと痛感した。

    人間関係において、ちょっとだけ損したかな、という状態にしておくということ。この本の例として、飲み会の割り勘が出た。端数を負担する。それは恩を売るとかじゃなくて、スムーズに進むってところ。評価につながる。おっとここでもスピードだ。社会人は早さが重要なのか。いや、世の中自体がそうなっているのだろう。

  • 相手の話を聴く際には、納得できるとかできないとかはどうでもいい。納得できないのは、聴き手が納得しようとしていないだけ。人に教えを乞う場合、とりあえず全て飲み込んでしまおうという覚悟なくては時間を割いてもらう意味がない。→なるほど!がキーワード
    ルーティンワークであっても自分でテーマを作り取り組む。
    人間研究に熱心にとりくむ。出会う人すべてを先生として悔しさや苦い思い出をグッと堪えて観察する。
    人生のハズレをいかに当たりに変換していくかが、その人の知性だ。
    23鍛えたスキルがある分岐点を超えた瞬間に運命の人との出会いがある。
    運命の人と出逢うのを信じることができずに、羊のように四六時中メイメイと喚きながら寂しさを紛らわすために群がっていてはもったいない。
    25もしあなたの前に大嫌いな人(過去の自分と酷似している人)が現れたら、それはあなたが傲慢になっていることを教えてくれている。
    29人というのは自分が最も欠けていると感じている部分を語りたがるものだ
    30人間の本質は、第一印象と逆である。
    31熱意とは、圧倒的スピードのことである。
    32みんなができないというところを最後まで残り、2度挑戦する
    43好きなことをするために、堂々と出世を目指す
    45女性事務員の退職率が異様に高い社会は必ず衰退する
    48センス、素質以上に重要な続ける力
    52書店に入ったら最低一冊は買って帰る、目利き力
    59出来る人はいつも今がベストタイミング
    60割り勘の時などいつもちょっとだけ損をしたかなという状態にしておく
    自分に必要なもの不必要なものの目の前の小さな決断から変えてみる
    72寝る前に毎日ひとつだけ脳みそで何かはてなを作る。
    80最初の3ヶ月でヒットを打つと、その先の成果が評価されやすい

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著者プロフィール

愛知県生まれ。岐阜県各務原市育ち。文筆家。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。著書は本書で180冊目。音声ダウンロードサービス「真夜中の雑談」、完全書き下ろしPDFダウンロードサービス「千田琢哉レポート」も好評を博している。

「2024年 『29歳までに知っておきたかった100の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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