結果は「行動する前」に8割決まる

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  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534049926

感想・レビュー・書評

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  • 何を、何のために、どうするのか→行動する前に徹底的に考える。
    ①目標②目的の明確さ③行動の速さ

    海外のエリート 結果を求めるプロセスそのものを楽しんでいる。→アフター5、家族
    行動が先か、結果が先か?→結果が先
    結果を設定してから行動を定義
    Think Globally, Act Locally. 海外のビジネス書の用語→数年後日本へ

    できる人を真似る→徹底的にベンチマーク
    徹底的に数字に落とし込む=訪問件数、受注件数→どのような行動をとればいいのかもはっきりする。

    スキルを盗む→見て盗むは能動的な行為、教えてもらうは受動的→吸収量に差

    いいメール→保存しておきテンプレートとして使う。

    ベンチマークする時→自分だったらの視点で同席する
    インプット以上の企画は生まれない→経験、メディア、人
    「どうやって企画を立てればいいのですか?」→経験は?メディアは調べたか?誰かに聞いたのか?

    効果的にヒアリングするコツ STAR situation take action result

    海外の友人→いいプレゼンだ。データをくれ! 日本人からはリクエストなし

    エリート→経験量と直感→素人に真似は難しい
    完成イメージが無理ならプロトタイプ(試作)
    1 思いつき、疑問、不満のアイディアをメモ
    2 失敗事例から負けない方法
    3 成功要因から勝つ方法
    4 独自性、自分でやる理由
    5 フィードバックにより思い込みをチェック
    6 数値化して期待値を明確化

    1 上司の普段の会話にもヒント→メモ化
    2 失敗しないため→ヒアリング(STARを意識)
    3 勝つための方法→ヒアリングで結果を注意深く聞く
    4 実現したときのインパクトは?
    5 自分のバイアスがかかっていないか?
    6 数値化して期待値を把握

    プロトタイプをつくるときにはワクワク感を盛り込む。
    挑戦を批判する人、冷やかな人よりも挑戦する人でありたい。

    ×現状より3万円アップ→○月100万円稼ぐ 自分の伸びしろを劇的に伸ばす目標=ストレッチゴール

    明確なゴールを設定 specific measurable achievable relevant(価値観に沿っている) time-bound(期限のある)
    目標→5W1Hを明確にする。

    コミットメント→自分の信念や目的を数値化したもの→数字を達成することそのもの以上に数字を達成する先にある信念や目的が重要→プレッシャーももたらすがそれ以上に成長をもたらす。
    海外のエリート「プレッシャーはあるけれど、それ以上に新しいチャレンジができるなんてワクワクするじゃないか」

    新しい環境、仕事
    ①人との接触回数、自分の経験で活かせることはないか、知り合いでヒントを持っている人はいないか
    ②日常業務→繰り返しに慣れる 1秒を大切に 1日を大切にできない人間→365日を大切にできない
    ③早く結果を出す セリエA中田開幕戦ゴール 最初に結果を出すことが重要 時間とインパクトの関係→勝ち体験をつくる

    結果を出している人→うまくいっているときほど成功要因を把握→次の行動でどう再現するか→再現できるかを検証する。

    カウンセラー、コーチ、コンサルタント→常に第三者を通じて自己管理
    ストレスを抱えているとき、冷静さを失っているケースが多い→ストレスノートを書く

    19時以降に予定 デート 間に合うようにデッドラインを引く
    平日にも趣味の時間を確保
    長期休暇は旅行に出かける。

    プレゼン→相手への意味付けが必要 「出張が多い方におすすめのバッグです」

    ペインポイント→自分の経験に基づく課題は聞き手の共感を生む→解決策があるといえば聞き手に興味をもってもらいやすい。→ペインポイントがないか常に意識しておく。
    教訓 Lessons Learned
    ①うまくいったこと②うまくいかなかったこと③次に活かす行動計画

    何か発言する際は「ポイントは3つあります」という訓練→自然と整理する訓練

    引き込まれるプレゼントそうでないプレゼンの違い→事例の中身と豊富さ→臨場感と高揚感を演出

    「それで?」を意識して結論を締める。

    会議をエンジンとして使いこなす方法
    事前準備して会議をイメージする。→生産性を高める→スピーディーに実行
    誰が何を言うかまでイメージしておく→自分の思い通りに議論をリード

    思考停止ワードを使わない→責任ある立場になるほど、言葉の重要性を認識しながら会話をしておくことが重要
    議論が噛み合わないとき→根本原因Root Cause→たくさんの複雑な問題であっても根本原因は1つ
    議論のズレ→ロジックツリーで議論を可視化

    合意事項と決定事項 誰が、何を、いつまでに→記録へ→実行なき会議の結論は無意味
    議事録→誰に、何の目的で見せるのか?→細かい議論の過程を知らせるのが目的ならば、その人は本来的に会議に参加するべき
    何を決めたのかを記せば十分

    その会議から何を学ぶかを明確にしておく→つまらない会議を学びの場へ なぜ、つまらないのかを考える。自分が主催者ならどうするかを考えておく。

    リーダーの仕事は目的を決めること やり方は部下に任せる。
    問題を発見して目的を決めること→常に現状に満足しないという姿勢を示すこと→リーダーは問題解決より問題発見

    Howの部分は思い切って部下に任せる→文章で共有化
    Goal output成果 Deadline

    ミスをしたときアメリカ人の上司から「何が足りなかったのか?」「どうすれば次になくなるのか?」→what howで聞かれると責められている感じがしない→whyで聞かれると言い訳をしたくなる

    海外の人 相手を必要としている理由を伝えるのが上手
    世界のエリート 意図的に笑顔を心がけている→従業員がコミュニケーションをとりやすく仕事をしやすい環境を演出する効果があることを知っている。

    バリ島 世界遺産で現地ガイドのすばらしい英語説明→他の会話はしどろもどろ→目的=英語ガイドに焦点を絞ることの有効性

    趣味なのか、試験なのか、ビジネスなのか→目的をはっきりさせる。
    英語×自分のビジネスの得意領域 英語のできる会計士
    検索するときは英語で→business skill→8億件のヒット

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    思考能力

  • 自分流よりも、できる人を徹底的に真似るほうがうまくいく。
    会議のファシリテーションからリーダシップ論、英語、ゴール設定と幅広い分野を著者の体験から描く。

    一言で言うと結果にこだわって、その結果を具体的にイメージした後で行動するとよいよ、という事ですね。

    参考になったのは会議のファシリテーション。本筋からはなれた議論はパーキングエリアにおいて後から議論しましょう、ということでホワイトボードの端っこにでも書いておくという方法。これは使えそう。
    あと同じく、オフラインで議論。ほかの参加者には関係ない事は別会議で調整するというもの。
    これ、上手くつかうと会議の設定がうまく行きそうです。

    もう1点参考になったのはリーダシップ論。WHYで聞かずにWhatで聞くとよいというもの。
    Whyで聞くとどうも問い詰めてる感じ。いいわけを生み出しがちだけれどWhatで問題の特定するとか、Howで同じようにしないためにはどうすればいいかを考えるようにすると発展的な議論ができる。これもすぐ使えそうです。

    さらっと読めて、ありがちな場面での実践できそうな事が書かれてるので参考になりますね

  • 「ゴミのようなデータを入力しても、ゴミのようなデータしか出ない」というGIGOの法則はささりますね。

  • 全般的な仕事の仕方が書いてある。広く浅くなので新人さんに良さそう。

  • 目標作成、プレゼンテーション、会議、チーム作りなどについて書かれている。
    企画をプレゼンしたりチーム作りを行う立場にはないので、「デキる人をベンチマークする」「ストレッチゴールを設定する」の部分を中心に読み、社内の目標作成の際の参考にした。いつも義務的に受け身のまま目標を作成していたが、自分の立ち位置や将来なりたい姿を見据えた目標を自主的に立てる事が出来たと思う。
    いずれ立場が上がった時にプレゼンテーションやチーム作りについての章をまたじっくりと読みたいと思う。

  • 図書館
    予約中

  • 2016/12/28:読了
     典型的なノウハウ本。
     書いてあることは、役に立つ内容。整理されているし読みやすい。そういう意味では良い本だろうけど。
     もう少し、興味深い何かがあると期待してたけど、何もなかった。ひっかかりが無くて、読み進められない。

  • 【愚直に可視化し、次の行動での成功率を高めるための方法】
    自分がこの本にタイトルをつけるなら、上記の通りだ。徹底的にベンチマークした人を真似、そのポイントを可視化する。試してみて、気づいた点やフィードバックを可視化し、次にまた活かす。

    サッカーや野球などの舞台で、日本人が活躍を行なっているが、愚直に課題を見える化し、それに真摯に取り組んでいるからこそ、トッププレイヤーとして世界の第一線で戦えるわけだ。

    ビジネスの世界でも同様だと思う。普段から気づきや学びを可視化、見える化し、次の行動での再現度や成功率を高めていこう。そんなことを思える一冊だった。

  • 行動する前に計画をたてる、意識をすることでその後の行動を大きく左右するという考え方は、いままでの経験上からも非常に共感できるため、書名で選んでみた。

    結果を出している人をベンチマークし、人と比べることで、目指すべき結果と伸ばすべきスキルが浮き彫りとなり、「どのような行動をとればいいか」がはっきりするとの考えも、普段何気なくやろうとはしているものの、結局妥協していることが多いため、今後、ベンチマークを有効活用してみたいと思う。

    また、コミットメントすることで意識と行動が変わり、目標を達成するために様々な可能性を検討し、行動するようになる。これは、私もダイエットなどで経験済みのものであり、自分でも実証できている点なので、意識を変えるという点において推奨できる。

    「行動する前」から成功する可能性を高めるために振り返りを時間を「事前」に組み込むこと。結果を出し続けている人は、うまくいっているときほど成功要因を把握し、それを「次の行動にどう再現するか」を思案するとのことであるが、これはなかなか難しいことであり、わかってはいるがうまくいっているときはついつい過信してしまいがちなもの。
    このような考えを心の中にとどめておければ、さらなる進歩ができるのであろう。

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著者プロフィール

1975年山口県下関市生まれ。

大学卒業後、グローバルに展開する外資系大手ソフトウェア企業SAPに入社。
以来、入社1年目で社長賞受賞、29歳で副社長補佐、30歳で部長に着任、35歳で本部長に昇格。
SAP全社10万名のなかのハイパフォーマンス(上位2%)を挙げた人物に7年連続で選抜される。

2007年、INSEAD大学でエグゼクティブMBAを卒業。

日本の大手製造・流通企業ミスミでGMとしてグローバル新規事業を推進した後、
現在はNASDAQに上場している外資系IT企業「ライブパーソン(LivePerson)」の日本法人代表。

プライベートでは勉強会を定期的に開催し、参加者は累計1000名を超える。

現役のビジネスパーソンでありながら、これまで8冊の書籍を出版。プレジデント、ダイヤモンド、東洋経済、日経ビジネスアソシエなど各種メディア掲載実績多数。

オフィシャルメルマガは2017年・2018年それぞれまぐまぐ大賞を受賞。
2019年からは金田博之ニコニコチャンネルを放送開始。

「2019年 『成功する人の 英語ノート活用術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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