- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560070031
感想・レビュー・書評
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ルネ・ジラールが『暴力と聖なるもの』で書いたように、暴力は暴力を呼び、血みどろの復讐が連鎖してゆく。戦局は秋の空のように様変わりし、昨日の勝者が明日には骸を晒している。戦争はヨーク(白薔薇)側の勝利でいったん終結するように見えるが、この後には『リチャード三世』でのさらなる流血劇が控えている。
先に『リチャード三世』を読んでいたので、その中で言及されたエピソードはここだったのか、といくつか発見があった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『ヘンリー六世』は第3部だけ読めばいいってくらい、主要な出来事はすべてこの巻で起こっている。
ヨーク公の息子たちが活躍するのもこの巻からだし、1・2部はなんだったのかってくらいヘンリー六世のキャラも立ってる。 -
登場人物、すべて悪人。『アウトレイジ』みたいじゃん。
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イギリス史の知識が必要か。
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原題: King Henry VI Part 3
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シェークスピア初の作品。史劇。ヘンリー六世において主人公は不特定。ひとついえることは、彼のような人物が好きじゃないということだ。自分を見ているようで苦々しい。優柔不断。王たるに足らず。もっと強くあって欲しい。歯がゆい。
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高校生。
高校の図書館。