お気に召すまま (白水Uブックス (21))

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560070215

感想・レビュー・書評

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  • 喜劇。結婚のところはもっと詳しく書かれているかと思ったけど。十二夜の方が好み。

  • ラブコメ路線は読める!という訳で借りてきた。
    当時の何かに関係するのか、どうして短い中に同名の人(ジェークイズ)が出てくるのか。そんな重要な役でもなさそうなんだけど混乱するがな。
    最後に主人公?のロザリンド嬢が観客に挨拶する口上がついてて、the脚本(いやまぁ戯曲なんだけど)というか舞台を意識する。
    今の所十二夜の方が上手くハマってるかな。

    解説 / 前川 正子
    ブックデザイン / 田中 一光
    カバーイラスト / 池田 満寿夫
    原題 / "As You Like It"

  • 2020.2.10

    【感想】
    初めてシェイクスピアを読んだ
    だいすきなひとの思い入れ?のある話
    思いの外読みやすいけれど、教養のない自分には?な言い回しが多かった…楽しく読めるようになりたい…

    【好きな言葉・表現】
    恋とは溜息と涙でできているもの

  • 本屋で衝動買い。シェークスピアによるラブコメディーの古典的傑作。巻末の解説によると、初演された時から大人気だったそうだが、それも納得の面白さだった。終始ワクワクするシーンが続き、最後まで一気に楽しめた。機会があれば、実演に触れてみたいと思う。

  • 遅れてやってきたオーランドーに対し、カタツムリを引き合いに出したロザリンドの台詞に思わず吹き出した。こんな調子で問答できたらけんかにならなそう。

  • 祝祭感に溢れている。

  • シェイクスピアと聞くと堅苦しいイメージがありましたが
    この話はハッピーエンドで読みやすかったです。

    ヒロインが男装して恋人に会う、
    というシチュエーションは女子に受け入れられやすいし
    読みやすいと思います。

  • 原題: As You Like It

  • シェイクスピアのコメディ
    「お気に召すまま」には、大変好きなセリフがある。
    ジェークイズの言葉で、
    「この世界は、すべてこれ一つの舞台。
    人間は、男女問わずすべてこれ役者にすぎぬ。
    それぞれ舞台に登場しては、退場していく。
    そしてその間に一人ひとりが、さまざまな役を演じる。
    年齢によって7幕に分かれているのだ。」

    私も自分の人生を演じている役者に過ぎないのだろうか。

  • 1年ぶりのシェイクスピア。

    読んでいなかった名作がありました!!
    面白かった。実に面白かった。
    シェイクスピアのコメディ、ラブロマンスの部門でかなり上位に入るでしょう。
    とはいえ、どこかで読んだような設定が多いのは否めません。
    女子が男子を演じて恋を試すのは、まぁ良くある設定。
    少年男優が女子を演じていて、さらに男子に化けるという性倒錯設定は、見る者に妙な世界観を与えるのに効果的よね。
    今回は、結構鋭い女子目線の台詞が多ございました。

    解説も非常に興味深くよみました。
    今回はかなり明確な「原作」がありそうですね。
    シェイクスピアの作品ではありますが、天才脚本家としての作品でしょうか。
    そして、道化についても興味深かったです。
    あて書きだったのか。

    と、とても面白かったです。
    舞台でどうなるのか想像しながら読めました。
    芝居見るのが楽しみ。


    (H22.7 自)

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著者プロフィール

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼ののこした膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている。
出生地はストラトフォード・アポン・エイヴォンで、1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家として活躍した。1612年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。「ヴィーナスとアドーニス」のような物語詩もあり、特に「ソネット集」は今日でも最高の詩編の一つと見なされている。

「2016年 『マクベス MACBETH』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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