芸術家列伝1 ─ ジョット、マザッチョほか (白水Uブックス1122)
- 白水社 (2011年5月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560721223
作品紹介・あらすじ
イタリア・ルネサンスの美術を知るうえで最も重要、かつ読み物としての面白さを兼ね備えたヴァザーリの『芸術家列伝』は、ダンテの『神曲』とならぶ古典として知られている。その中より前期ルネサンスを代表する九名の画家の伝記を収録。
感想・レビュー・書評
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2018.09―読了
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資料として情報量が実に多いので、自分くらいの浅いファンには、杉全美帆子「イラストで読む」シリーズを読む方が頭には入りやすいかも。
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ヴァザーリの著書が新書で読めるのは非常に素敵な事です。出版社に感謝したいところです。
ルネサンス期の芸術家の息づかいが聞こえてくるようです。作品を見るのと合わせて読まれる事をおすすめします。
惜しむらくは抄訳ってところですかね。 -
今年はイタリアに行く機会がありそうなので美術のお勉強。世界で最も親しまれている画人伝、あまりにも有名だが、日本でちゃんと訳されたのは最近らしい。リッピとアンドレーア・デル・サルトを題材にしたブラウニングの詩も併録。『神曲』も訳している平川祐弘翻訳(他の担当もいるけど)詩的で読みやすい文章。ヴァザーリの間違いを逐一参照しながら読むと楽しい。