永遠に愛の囁きを (ライムブックス ホ 1-14)

  • 原書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562044788

作品紹介・あらすじ

人気舞台女優として活躍するリリーは、雇い主に頼み込み、火事で焼け落ちた劇場跡に住まわせてもらっていた。
ある日、リリーは庭園で庭師のアポロと出逢う。
声を失っている彼は、ある事情から名前も身分も隠しながら、かつて自分が手がけた大切な庭園の再建に努めていた。
リリーはアポロと筆談で交流を重ねるうちに、彼の庭園に対する真摯な想いや、
純粋な瞳とやさしさに惹かれていくが……。

感想・レビュー・書評

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  • アポロ✖️リリー
    話せないヒーローと女優の話。前回の続きで誰がアポロを精神病棟へ追いやったのかの話。身分差と身近にいた酷い貴族のせいでアポロを信じても良いのか悩む描写が良かった。セントジャイルズは出ないのでスリルはそこまでないけれだ、男の惨さ、酷さがかかれてる

  • 人気舞台女優として活躍するリリーは、雇い主に頼み込み、火事で焼け落ちた劇場跡に住まわせてもらっていた。
    ある日、リリーは庭園で庭師のアポロと出逢う。声を失っている彼は、ある事情から名前も身分も隠しながら、かつて自分が手掛けた庭園の再建に努めていた。
    リリーはアポロと筆談で交流を重ねるうちに、彼の庭園に対する真摯な想いや純粋な瞳と優しさに惹かれていく━
    ところが、アポロが声を取り戻したころ、庭園に現れた追っ手から逃れるため彼は同然姿をくらませてしまった。その一件で、実はアポロが貴族であることをしり、驚くリリー。
    一方、アポロは仲間たちと共に、追われる原因である事件の真犯人を突き止めようと計画していた。
    2週間後、ハウスパーティーで再会したふたりは……
    《メイデン通り》シリーズ第7弾。


    シリーズの1作だけど〈セントジャイルズの亡霊〉の出てこない番外編的なお話。
    ヒロインは人気役者であり、自身の芝居の脚本を書いては兄名義で発表しているリリー。
    ヒーローは前作のヒロイン・アーティミスの双子の弟アポロ。

    アポロは逃亡して、捕らえられる原因となった“友人3人殺し”の真犯人を見つけて自由の身になるために、親友のエイサと仕事である庭園の出資者モンゴメリー公爵と行動。
    意外と簡単に真犯人がわかったけど…身分制度が現代より厳格だと上級階級の人間がそう言ったなら覆すのは大変なんだろうな-

    モンゴメリー公爵の胡散臭さが非常に気になる-
    後の作品で主役をはるのかな-

  • メイデン通りシリーズ第7弾。今作は「亡霊」は出てきません。だからなのかちょっと物足りない気が(^^;それにしても登場人物がどんどん増えてきて、本当に相関図が欲しい。ヒーローは前回精神病院を脱出したアポロ。自分を殺人犯に仕立てた真犯人を探すのですが、犯人意外な人物でもなくちょっと拍子抜け。トレビロン、エイサ、モンゴメリーと次のヒーローには事欠かない様子なので楽しみだわ。

  • (一応ネタバレあり)

    殺人容疑者な子爵×女優。

    ヒーローは前作ヒロインの双子弟。
    凄惨な日々を送ってきた彼のことが
    前々作から気の毒で仕方なかった。
    実は彼、このシリーズで何度か出ている
    ハート家の庭園と関わりを持っていて
    そこでヒロインと出会うのですが……

    前作でエイサ(一作目ヒロイン・テンペランスの次兄)との関わりが分かったり
    (実は私、エイサが亡霊なのかと疑ってました。作者の思うつぼ?)
    トレビロン大尉が転職してたり
    あんたが黒幕なのか黒幕じゃないのか
    本田博太郎か?? な登場人物が現れたり、と
    とにかく気になって一気読みでした。

    次作のふたりは公式サイトで分かっていますが
    どんな感じでカップルになるのか楽しみです。

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