- Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566002470
感想・レビュー・書評
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一見、『ウォーリーを探せ』みたいなんですけど(笑)
「ほらね わたしたち みんながみんな それぞれ こんなに ちがっているって すてきでしょ?」
思ってはいても、心に響くように届かせるのは難しいと思います。しかしこの本はで、とてもわかりやすく、楽しく伝えてくれています。メッセージがワクワク心に響いてきました。それでいて論理的で情報満載であり、しかも挿し絵も素敵な温かみのある絵本です。
私の気持ちを代弁してくれているような嬉しい気持ちになりました。
図書室で見つけましたが、自分用にも購入。友人にもプレゼントしました!
これが最所に、「自分の教室に置きたい!」と思った本です。 -
4歳の娘と読みました。絵が多く、娘は挿絵に興味を持っていて、会話しながら読み進められたので、引き続き読み込んでいけたらいいなと思いました。
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8:00弱。大きな本。彩り鮮やか。現在世界の人口は70億人。ちょうど、宗教を理由にしたいさかいのニュースが連日報道されているため「ある人たちは 自分と 違っている というだけで よその人たちを きらう。そんなことって おかしいよ。 その人たちは 自分たちだって ほかの人たちから見れば ちがっているって ことを わすれているんだ。」が響く。「それぞれ こんなに ちがっているって すてきでしょ?」。お互いを尊重しあえる平和な世の中になってなりますように。
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「世界のさまざまな風俗習慣を紹介する本」ではありません。作者は世界のさまざまな人々を描きながら、自分とは違うものを認めることの大切さ、多様性の素晴らしさ、人は本来平等であること、などを語りかけています。相手の目から見た自分を想像する、という視点を持っているところもさすが。世の中には、自分の帰属する社会の基準を絶対として、それ以外の社会、文化の「珍しさ」を笑うものが多いように思うのですが、そのなかで貴重な存在だと思います。とはいえ、スピアが世界の人々の風俗習慣の紹介に徹した本を書いたら、それはそれでさぞおもしろいだろうという気もします。私は本屋に走っていくでしょう。
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みんな違うけど同じ人間
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子供と毎週20冊ほどいろんな絵本を読み続けていますが、この本に巡り会えて本当に良かったと思いました。子供達は、正直言って何度も読み返すほど面白いと思っていませんが、それはおそらく世界中にいろんな人がいることが当たり前であると認識している証拠でしょうね。それが一番嬉しいことです。
そういう実感がないまま、この狭い日本で大人になってしまった私にとってはこの本が美しくてたまりません。
描写もレトロでとってもおしゃれです。 -
2023.6.29 3-4
2022.01.13 4-3ひ
8分弱 -
そうだそうだ。国、容姿、言葉、文化、食べもの、習慣、宗教、生活…。あたりまえはあたりまえじゃない。みんな違う。世界中には自分が考えるよりもずっとずっといろんな人がいてその全員がみんな異なっている。同じを求めることがナンセンス。だってこんなに違う。違っていなかったらおかしい。違っていいんだ。自分にも近くのことも遠くのことも感じられるように。
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この1冊で世界1周して、その土地のいろいろなことが学べる。