- Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566024144
感想・レビュー・書評
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魂食らいのしるしを胸に刻まれてしまったトラクは、ある時それがバレて"はずし"になってしまう。一人で森を彷徨うトラクだったが、彼の身に異変が起こり始め、オオカミのウルフとも離れ離れになってしまう。トラクを探し続けるレンとベイルの前に立ちはだかる魂食らいのセシュル。彼女とレンの関係とは・・・。残ったうちの一つのファイアオパールのかけらのありかを知ったトラクは、ついに行動を起こす。
はずしになってしまったトラクの身に次々と起こる災難。読んでいると本当に苦しくて可哀想です。レンとセシュルの関係が明らかになったときのトラクの反応は意外でした。レンとしか心を通じ合わせることができなかった彼が、こんなことであっけなくレンに冷たい態度を取るなんて。一応最終的には上手く仲直りできて良かったですが。ウルフもいろんな意味で宙ぶらりんでした。オオカミの群れとは別れてしまいましたが、トラクのことはずっと傍で支えて欲しいです。残りの魂食らいたちとの戦いに、今後も期待。挿絵は毎度のことながら素敵でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レンが表紙!酒井駒子さんの描くレン…素敵です。
レンの秘密が明らかに。
09'11'9 -
酒井駒子さんの絵も、この本にしっくりきてます。小学校4年か5年で読みたい本です。
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追放されしもの (クロニクル千古の闇 4)
ミシェル ペイヴァー
評論社(2008-04) -
レンの身を裂かれるような叫びがそのままこちらの心に刺さってきます。
騙したかったわけじゃないのに…
続きが待たれて仕方ない!
運命とは言えトラクは毎回課される過酷な運命にも読んでいて胸が痛くなります
うつろな笑い声を上げるシーンは本当に辛い。
入墨のシーンとか作者の綿密な取材による描写が素晴らしいあまり、読んでいるこちらにも痛みが伴うのが厄介な所です
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千古の闇の第四巻。
トラクとレン、ウルフもだいぶ大きくなってきました。謎も少しずつ解けてきて、びっくりする事実も。
みんなどんな大人になるんでしょうか。 -
やっと出版された千古の闇シリーズの4。徹夜して読んでしまいました^^
今回は主人公のオオカミ族・トラクやその親友の女の子・レンたちが一人前の大人へと成長していく感じがありました。(4巻の表紙はレン!)
ベイルは今回も活躍してたと思う♪
これから“魂食らい”との戦い、トラクとレンとの関係がどうなるかも気になるトコロでした!! -
成長を続けるトラクに常に付きまとう過酷な試練。
辛い仕打ちに数々に涙がこぼれました。
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クロニクル千古の闇シリーズ4作目。トラクとウルフの境遇に胸が痛む 。
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シリーズ4作目。レンの意外な秘密が明らかに。そうとわかって3作目を読み直すと、また違った読み方もできるのだろうか。
――Outcast by Michelle Paver