鬼と人と 上巻―信長と光秀 (PHP文庫 サ 7-8)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569565460

感想・レビュー・書評

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  • 織田信長と明智光秀が、それぞれ同じ事件や光景を見て独白する形式で書かれた本です。信長のような主観性の強い天才の思いと行動を解き明かすために、信長自身に語らせ、それを批判する記述を補うために、光秀の当時の常識豊かな口述を借りるという、画期的な本です。

  • (2006年3月14日)

  • 信長と光秀。双方の視点が交互しながら物語は進みます。形式が大変面白い小説です。

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著者プロフィール

堺屋太一

一九三五年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業。通商産業省(現経済産業省)に入省し、日本万国博覧会を企画、開催したほか、沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の七五年、『油断!』で作家デビュー。七八年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評論、歴史小説など多くの作品を発表。「団塊の世代」という言葉を生んだ同名作をはじめ、『峠の群像』『知価革命』など多くの作品がベストセラーとなった。一九九八年から二〇〇〇年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、二〇一三年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を務めた。一九年、没。

「2022年 『組織の盛衰 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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