「相対性理論」を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569572161

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。数学は全く分からないけど、相対性理論から宇宙の誕生までわかりやすく書かれていて、引き込まれた。数学がわかればもっとリアルに感じられるのだろうか。人間の想像力と知的好奇心から生まれた科学の素晴らしさをあらためて感じた。

  • 相対性理論をかじる意味では最高の本。
    現実の数式は出現しないままにそれでいて言語でわかりやすく噛み砕いて説明してくれている。特殊相対性理論、一般相対性理論についての概念が大まかに理解できてモチベーションにも繋がり読んでよかった。


  • わかりやすい!
    数式の話も書かれているけど、数学が苦手な人のためになるべく数式を排除して書かれていて読みやすい。

    色々相対性理論の番組や本を読んだ後だったからかも知れないけど、この本が1番相対性理論についてわかった気がする。

  • 250円購入2001-00-00

  • ・E=mc? モノとは光速の2乗に質量をかけた分のエネルギーが姿を変えた存在
    ・物質と時空とは、独立して存在するものではなく、相互に関係するものであり、いわば一つのもの
    ・無から宇宙が生まれた際、宇宙は虚数の時間を通ってきた

  • 重力によって光が曲がり、時間の進みが遅くなる。およそ想像の付かない現象が宇宙で起き、それが科学的に検証されている。
    筆者の言う、相対性理論の美しさ、物理学が挑んできた謎と導き出される解の美しさを、この本は見せてくれる気がする。
    アインシュタインワールドのグラヴィティハウスのくだりは特に好き。
    しかし光というのは不思議だと思う、波でもあり粒でもあるという性質、重さがなく、唯一相対的ではなく絶対的な速さを持つ。
    遠い宇宙の話ではあるものの、私たちの日常にもこの不思議さが溢れていると思うと、読んでいて楽しくなる。
    反面、エネルギーは質量に光速の二乗をかけたものに等しいという数式は、美しさを持ちながら、歴史的には原子力を使った核兵器の開発に繋がってしまった。科学者が純粋に謎を追い求めていった結果に、人間の愚かさを露呈させてしまう危険性もあるということは、重い事実。

    最終章、宇宙の始まりに関しては特異点という物理的に説明の付かない一点に行き着いてしまうが、始まりの初期からこれまでに、元素がどのように生成されたかは、こんなに解明されてるんだなと驚き。
    個人的にはブラックホールやワームホールに興味があるので、続編も楽しみ。

  • 「時間の遅れを計算する」式の解説を読んだ時、感動した。
    ほんまやな!って。

    高校の物理の授業は面白くなくて全然聞いてなかった。
    なんでこんな式が出来上がるんだとか思ったけど、興味もなかった。
    この感動が高校生の頃わかれば、物理のテストはもっとマシだったかもしれない。

    宇宙について興味を持ったのは大人になってから。
    物理はわからないと避けていたけど、この本はわかりやすいし、著者は私みたいな読者をよく理解してると思った。

    広い宇宙に思いを馳せること。
    式が美しいこと。
    物理は国語など美しい言葉を並べるよりも美しくロマンがある。

  • わかりやすい!

  • 評判のとおり、読みやすくてわかりやすい。苦手な数式もほとんどなし。

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