ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
3.67
  • (45)
  • (90)
  • (58)
  • (21)
  • (6)
本棚登録 : 744
感想 : 93
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569674735

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • よくある速読本に一石を投じる内容。ためになりました。

  • 速読できるようになる→IQが上がる→高まったIQで世界平和について考えよう!と言う壮大な一冊。今まで読んだ速読本の中では私的に1番読むのが早くなったのがこの本で挙げられている「先読み」の技術でした。少し速度を上げたいな、と思っている人ならお勧め。フォトリーディングや視野を拡げたりするトレーニングよりも地味だけど現実的です。

  • 著者のいうとおり他の速読本より現実的だと思う。
    先読みの原理は普通の人でも出来る。

  • 6/14借。昔から興味があった速読。何冊か速読本を買ってみたことはあるが漠たる不安と疑問が残っていた。それがこの本で解消されつつある。やはり速読の前提として知識(量)が必要。文章のイメージ化も不可欠。フォトリーディングを単に批判するだけでなく、その使い道にも言及。懐も深い。

  • 3回読んだ。
    早く読もうと意識すること。
    読んでいる行の前も視界に入れ、先読みすること。
    前提となる知識の強化。
    一番頭をきたえるのによい読み物は小説。

  • 「ほんとうに頭がよくなる「速読脳」の作り方」

     アメリカの大学では、毎日数十冊の本を読みこなさないと

     授業について行けないという。多くの本を読みこなすことによって

     速読の力もついてくるのだ。

     知識がないと速読はできない。多くの知識があるからこそ

     その行のさきに何が書かれているかが読めるのである。

     本を読まない人が多い今日。月4冊読むだけで、情報勝者になれる。

     速読は読まなくてもよい本を見つけることに意義がありそうだ。

  • 次元が違う…。
    苫米地博士の著書のほとんどを読んでいるが、
    正直すごすぎてなんて言ったら良いのやら…。
    その裏にある膨大な知識量がきっとあの説得力
    を生むのであろう。
    その高みを目指したい。
    一日30冊~50冊……。
    少しずつ頑張ってトレーニングしよう…。

  • 速読に関する本は10冊ほど読んだけど、これが一番ためになった。
    なんといっても苫米地英人さんの人生自体が説得力がある。

    かといって速読できるようになったわけではありません。
    ぜんぜん遅いです。
    しかし、速読の本質を知ることによって自分のペースで本を読むことができるようになった。
    その付加価値で現在、本によっては4、5倍程度の速度で本を読むことができる。実際測ったことないから具体的な数値は言えないが..

    でも、これは慣れた文章の話。
    プロフィールに書いたとおり文学などは子供のころからぜんぜん読んでいないので、ぼくにとって難しく感じる部分もあり、やはり速度も落ちてしまいます。

    なにはともあれ文章に慣れ、知識を蓄えれば蓄えるほど、読むスピードが速くなるということに納得できた。
    ぼくはそこまで速く読みたいわけじゃないので実践してないが、本気で独学で速読を身に付けたいのなら、宇都出雅巳さんの速読勉強術もかなり参考になると思う。

    この2冊を読んで、実践・努力すればすぐ5000~6000字/分くらいにはなるんじゃないかな。

  • 今までに無い
    読書の仕方の解説本
    早いだけが脳ではないのですね

  • 速読術の本というより、何の為に速読をする必要があるのか、速読術をどう活かすべきか筆者の意見が書かれている。

    結局、速読術を身につけるには読者の知識量が必須であり、知識量を増やすにはとにかく本を読むしかなく、こうすればすぐに速読が見につくなんていう夢のような話はない。本人が努力して知識量を増やし、情報処理能力を高めていくしかない。

    しかし、読書量が年収に正比例するというデータは衝撃的。この本を読んで読書の大切さを改めて感じた。

全93件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

苫米地英人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×