効果10倍の(学び)の技法 シンプルな方法で学校が変わる! (PHP新書 455)
- PHP研究所 (2007年4月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569691817
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
|第1章 まずは大人の学びを変えよう!―従来の「研修」からの脱却
|第2章 こんなにシンプルな方法で、大人の学びは変わる!
| ―情報交換・コミュニケーション・意思決定の仕方を変える
|第3章 やっぱり変えるのは授業から―子ども主体の学びへ
|第4章 評価が変わると授業が変わる、学校が変わる!
|第5章 保護者が変える、保護者と変える
|第6章 制度・仕組み・ハードを変える
|P29 図1 学びのサイクル
目標設定(積極的な実験)→体験→振り返り→自己評価→目標設定に戻る
|P101 図3 テーマ学習とは
マインドマップ的な展開図
|P106 図4 テーマ学習の一例
マインドマップ的な展開図(PC入力)
|P119 図5 マルチ能力を使った多様な平和・対立の授業
|P122 ベンジャミン・ブルームの思考の分類
覚える、理解する、応用する、分析する、まとめる、評価する
学校の改革の話ですが、会社にも応用可能です。
読んでいるだけで、著者さんの熱意が伝わってきます。 -
かつて書いた書評をコピー。
「効果10倍の(学び)の技法 シンプルな方法で学校が変わる!」 は友人の岩瀬直樹さんが書いた本である。
吉田新一郎さんとの共著であり、あとがきを読むと、吉田新一郎さんの働きかけで本が生まれたことがわかる。
最近たまたま近況連絡をしあったら、本を出したことを教えてもらい、さっそくアマゾンで購入した。届いたの今日(正確には日付が変わったので昨日だが・・)、速読であるが一気に読んでしまった。
この本は本当に役立つ本だと思う。
「まずはこの本で紹介されているたくさんのシンプルな方法の中から、一つでも二つでも学校で実行に移してみてください。その一歩がきっと学校を変え、元気にしてゆくはずです!」(前書きより引用)
「第1章 まずは大人の学びを変えよう」はもうそのまま企業に持ち込んで活用できる内容だった。
「気のあう同僚との相互コーチング」「教師のモチベーションをあげる3つの原則」「まじめな雑談」などなど・・
こんなすげーと思った本は、最近ではドラッカー、大前研一以来である。
「技法」という言葉がタイトルにありますが、単なるHow To本でなくこの本には著者の「魂」がこもっています。
僕の友人は教師や野外教育事業者の人たちがおおい。そんなみんなに是非読んでほしい1冊です。 -
08年、2月号で取り上げた。
-
すごく、すごくおもしろい学びの本。学ぶことが大好きな私。いかに、学ぶか。こんなにも、魅力的な学び方がある!どんどん実践していきたいです。読んでて元気をいっぱいもらえます。 -
○研究協議の4ステップ
・質問・いい点指摘・改善質問・授業者へのラブレター
○ジャーナル 3つのwhat
・何がwhat
・だからso what
・それでどうする now what
○子ども達主体の学び
・チーム学習
・テーマ学習
・ワークショップ
・マルチ能力
○学年担任制
○親とのコミュニケーション
・子供の教育の責任は親にある
・ポートフォリオ
-
学校教育を中心に、学びの技法について書かれている。ただ、著者の今までの著作と殆ど内容が同じものが多く、内容に新鮮味がまったく感じられない。この本を一冊目として読むならまだ良いが、関連する内容の本を読んだ人には読む価値があまりない。
-
学校を変えるには、教師自身の「学び」の質を高めること。そのための具体的な方法が書かれている。個人的には、アメリカの例だけでなく、日本国内の例、著者の一人である現役小学校教諭の岩瀬氏の実践をもっと読んでみたかったと思う。