- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569768809
感想・レビュー・書評
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書店員の楽しさ、辛さを垣間見る。
地元の本屋に当てはまるかは分からないけど
本屋のシステム、書店員の苦労、楽しみがよく分かる。絵や肌触りが頭に入ってくるくらい読みやすい。昨日から寝不足。それくらいハマる物語。もっと早く読めばよかったなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
沢山棚に並べられている中から目当ての本を探す宝探しのようなあの感覚、見つけた時のあった!という小さな喜び、それを買ってブックカバーを付けてもらい家に帰るまでの早く読みたいなって言うワクワク感。そういうところから"本を読む"という行為が始まっているのかもしれません。
自分の目当ての本を探している途中に全然違う本に偶然出くわすことも本屋さんの醍醐味だと思います。
電子書籍化が進み本屋さんを訪れる人も減っているのかも知れません。でも私は宝物が沢山詰まっている本屋さんは永久に存続してほしいなと切に願います。 -
本屋の仕事について色々と知れる本だなあと思った。この本を読むと本屋の棚やPOPを今まで以上に注意深く見るようになる。本屋さんの仕事って奥が深いなあと思った。
それから自然と情景が浮かんできて、物語にどんどん引き込まれるような文章だなあと感じた。
オウムとのやり取りも可愛らしい。
上巻が読み終わってすぐに下巻を読まなくちゃという気にさせられる。たまたま上巻と一緒に買ってあったからすぐに読むことが出来たので良かった。
続きが楽しみです -
ブクログでは評価良かったので読んでみました。説明が長く、ストーリーと関連のない話が多く、しっくりこない内容で読み進めるのが辛かったです。書評には後半は面白くなるとのことでしたが、なかなか難しかったです。なんとか最後まで読みましたが、下巻は読むのをやめることにしました。相性だと思いますが時にはこういうこともあります。
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児童書作家さんだと思っていたので、万引き事件があんなにはっきりと書かれていて気持ちが沈みました。
きっと最後に希望を持てるものがたりに違いないと読んでいます。
実際には9/6に読み終わる。 -
銀河堂書店を望まない形で辞することになった月原一整。
今まで行きたかったが足が向かなかった桜野町の桜風堂を訪ねたことで運命の歯車が回りだす。
人と人が星座のように繋がった素敵な物語だった。
書店や出版業界の話も興味深く読めた。 -
2017年の本屋大賞第5位。皆さんの★も良さげで買ってみた。
本屋さんとその店員を描いて悪くない雰囲気だけど、独特の語り口と話の進め方は良くも悪くもちょっとまったり。
一整がああいうことで愛する仕事と温かい職場を辞めることもないと思うのだが、そうせざるを得なかった過去の経緯がこれから明かされていくのかしらん?
下巻もあるし続編もあるようだからか話の流れがゆ~っくりで、上巻は登場人物とそれぞれが抱える胸の内の一端が明かされて終わった感じ。
ようやく桜風堂に辿り着いたけど、これからどう展開していくのか、下巻に期待。 -
描く風景と人々がとても暖かい物語。
本への愛情と書店員として本に携われる充足感を描いた銀河堂書店の描写が良い。
一緒に働いている仲間も素敵でこんな本屋さんで働きたい。
不遇とはいえ、銀河堂書店を追われた主人公の描写が辛い(気持ち分かる)
物語はこれから面白くなりそう。
いざ、下巻へ