ユア・プレゼント

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569853550

作品紹介・あらすじ

頑張るあなたに、大切なあの人に――「癒し」と「元気」をプレゼント。

2022年本屋大賞第2位『赤と青とエスキース』の著者と装画家が贈る、大好評アート×ショート・ショート第2弾!華やかな赤い水彩画と心動かす物語を48篇、オールカラーで収録。

本書は、新進気鋭の水彩作家・U-ku(ゆーく)氏のアートから受けるインスピレーションを手掛かりに、ハートフル小説の旗手・青山美智子氏が短い物語を綴った特別な作品集。
美しい絵画と優しい言葉のコラボレーションが、あなたの心にそっと寄り添ってくれるはず。
日々を懸命に生きる自分へのご褒美にも、大切な人への贈り物にも最適な一冊です。

【目次】
●ソフトランディング
●切って貼って
●脈々と
●晴れの日に

感想・レビュー・書評

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  • たまに本棚から手に取って、偶然開いたページを読んで温かい気持ちになれる、そんな本。

  • 体が言うことをきかないって、間違っていた。
    私が、体の言うことをきいていなかったんだ。

    この文章は響いた。
    三月になって体調を崩し、いくつかの病院を訪ねている今の私だから。
    身につまされるように響いた。

  • 手元に置いておきたい本。
    もしくは、誰かにプレゼントしたくなる本。
    言葉に癒され、絵に癒される。

  • 切なくて儚いひとが結ぶ
    切なくて儚い関係の素敵さを
    伝えてくれる作品。

  • 2024.02.01

  • 【企画展示】姫路大学学生の 読みたい本 読んでほしい本
    姫路大学附属図書館の蔵書を確認する→https://library.koutoku.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00003833

  • 額の話が出てきて、『赤と青とエスキース』に関連づけてあると気づきました。
    『ユア・プレゼント』はそんなことに1mmも気づかず読んでしまったので、『赤と青とエスキース』『ユア・プレゼント』『マイ・プレゼント』と立て続けに3冊読むことをおすすめします。
    私ももう一度読み直したいと思います。

    『マイ・プレゼント』単体で読んだ感想としては、BlueよりRedの方がわかりやすい印象です。
    Redの絵は温かく可愛らしい印象で、個人的にBlueより好きでした。
    絵に合わせて文字の配列で遊んでいるページが多くあり、読まないで眺めるだけならそれで良しですが、読むことに重点をおくととても読みにくかったです。笑;

    改めて読み直したら、また感想を書こうと思います。

  • ショート・ショートだけど詩のようにも感じる。
    心に響く言葉、表現がたくさんあった。

    寄り添ってくれるようなもの、励ましてくれるようなもの、なんだか涙が溢れてくるもの…
    読むタイミングによって、響く作品が変わりそう。何度も繰り返し読みたい。きっとその時に必要な言葉に出会えると思う。

    絵もとても素敵だった。

    特にお気に入りだったのは

    ただあなたに笑って欲しくて
    追いかけっこ
    脱出
    いつかの日常
    Blemish
    やっと会えたね
    恋しい日々
    暖かい場所


    マイ・プレゼント の『雨の日に』のあとに、ユア・プレゼントの『晴れの日に』を読めてよかった。

    ユア・プレゼントの
    『無言でいて生まれた言葉』の中の
    「過去ヲ〜
    〜帰レバイイ」
    この二つの文がものすごく心に響いた。
    きっと今の私に必要な言葉だったんだ。

  • 頑張るあなたに、大切なあの人に――「癒し」と「元気」をプレゼント。

    だけど、今回はあまり元気をもらえなかったかな、それは私に問題があったからだと思う。

    「待ちに待った明日」
    楽しみな明日…っていいな。
    幾つになってもやりたい事が増えていく娘に、あなたいい加減落ち着きなさいと言いたい時もある。でも、彼女の明日(未来)はどんなだろうって考えると楽しくて。
    たくさんたくさん迷っていじけて、今も絶賛悩み中だけど、いつか娘に「楽しみな明日」をありがとう、と言ってあげよう、そう思える作品でした。

  • アートが鮮やかで癒やされる。自分に向けられたメッセージのような素敵な言葉がいっぱい出てきて手元に持っていたいと思える本だった。ゆったりとした時間に読むと心に染みてくる。ほんわかした気持ち。

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著者プロフィール

1970年愛知県生まれ。横浜市在住。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国し、上京。出版社で雑誌編集者を経て、執筆活動に入る。第28回「パレットノベル大賞」佳作を受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が、第1回「宮崎本大賞」を受賞する。『お探し物は図書室まで』で2021年「本屋大賞」2位に、『赤と青とエスキース』で2022年「本屋大賞」2位に選ばれる。他の著書に、『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『マイ・プレゼント』(U-ku氏との共著)『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』等がある。

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