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  • 双葉社
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感想 : 258
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575235395

感想・レビュー・書評

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  • 生まれてから死ぬまで。
    私たちは、本当にたくさんのプレゼントをもらって生きているんだね。

  • 「名前」から「涙」まで、人生を通して贈られる、色色なものについて綴られた短編集。

    私自身はまだ人生の半分も生きていないけど、今までもらったもの、これからもらえるかもしれないものについて、どんな些細なものにでも素直に「ありがとう」という気持ちになれる、そんな本でした。

  • よくある連作。暇潰しには可もなく不可もなく。

  • 淡い想い出の集まり、みたいな感じがしました。

  • 司書さんお薦めの1冊。
    きれいな表紙、きれいな挿絵。

    話の内容もきれいにまとめてあります。
    鍋の話がじんときました。
    あと、名前の話。

    あげよう、もらおうと意識しなくても、
    生きているだけで
    いろいろなものをもらって、
    いろいろなものをあげている。
    そのことがよく分かる1冊でしたね。

  • 装丁,挿絵ともにかわいらしく女性向け。
    あとがきにもありましたが,年代を問わず多くの人に読んでもらいたい。
    じわりと心に残るお話たちでした。

  • 女性が一生のうちにもらう贈りもの。

  • おんなのこの、誰にでもありえるようなエピソードをプレゼントと絡めながら展開していく、というのが好きでした。
    なんでもない普通のことなのだけれど、心がほっこりするようなおはなしでした。

  • 女性が一生のうちで贈られる物(プレゼント)をテーマにした12の短編小説。
    共感できる話、出来ない話、両方ありましたが、全体的に温かい気持ちになれました。
    自分が今までどれだけ沢山の人からどれだけ多くのものを贈られてきたのだろうかと考えると、胸がいっぱいになります。

  • いろいろなプレゼントがあって、どのお話もすてきでした´∀`
    名前って最後まで残るプレゼントなのですね!!私は今まで人からいただいたもの全てを残していないと思います。最後まで形として残るもの、心に残るのは何かなとか誰からのプレゼントなのかなって考えるとわくわくします。人にプレゼントしたくなる本でした。表紙もプレゼントを意識した包装紙風でこだわりがあって良いと思いました。

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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