ちっぽけな恋 珈琲屋の人々

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575238211

感想・レビュー・書評

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  • 小説推理に掲載されていた連作短編集なのだけれど、推理小説ではなさそう。
    ちょっと微妙な味わい
    珈琲は美味しそうだけれどもね

  • シリーズ続編。商店街。豆腐屋。おでん屋。過去。

  • 1作目から少し間が開きましたが、2作目となりまして、
    これからどんな展開になるのかな~って思いましたが…、
    なるほろ、訳ありカップルの駆け込み寺的なパターン…、
    ですか…。それも、程よく馴染んでいて、いいでそぅ…。

    ただ…、その訳ありの訳といぅのが、気持ち重めなので、
    ハッピーエンドになっても、より所となる愛が、重ぃ…。
    あと…、主人公も、これ以上は、
    不幸を背負い込まなくても、いいと思ぅんだけどなぁ…。

    とりあえず、前作の感想でも書いたけど…、
    ご近所で、こんな珈琲屋を見つけたぃな~。

  • 寂れた商店街にある「珈琲屋」に訪れる人々を描く。2作目。

    “日常”を舞台に、しかし物語はひどく非日常を感じさせる。
    登場人物らの考え方が日常とのズレを感じさせた。

    ただ、それらの不自然さは作者の意図にも思え、不思議な作品だという感想を抱く。
     
    珈琲屋オーナーはサイフォンでコーヒーを淹れる。
    思いのほか熱いコーヒーのようだ。
    皆がブレンドを注文する。
    この一杯のコーヒーにもなんらかの暗示があるのかもしれない。

  • 喫茶店”珈琲屋”の主人・行介は、あることで人を殺した。刑期を終えた行介は父の後をついで珈琲屋を継ぐ。ここには、心に傷をおった者たちが集まる。7つの話がテンポよく展開していって、あっという間に読めた。

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著者プロフィール

1998 年「走るジイサン」で第11 回小説すばる新人賞受賞。2002 年「コンビニ・ララバイ」で注目を集める。06 年「雲を斬る」で第12 回中山義秀文学賞受賞。その他著書多数。

「2021年 『おっさんたちの黄昏商店街 それぞれの恋路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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