- Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575239041
感想・レビュー・書評
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消防シリーズ第三弾です。書名の「啓火心」は消防士はただ火を恐れ憎むだけではなく、尊敬の念を持って接し、火について学ばなければならないという心構えだそう。今回はダチの裕二、かなり年上だけど憎めない守たちも巻き込んでの事件連発で、500ページもある長編でしたが飽きずに読めました。消防士の仕事の勉強にもなりますね。
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図書館で借りる。正直前作の内容は全く覚えていない。
若い主人公の一人称なので、地の文は読みやすいけど説明が多くてシンドい。内容的に必要な説明なんだけど、もう少し簡潔にお願いしたい。次回作はせめて10年以内に読みたい。 -
待ちに待った日明恩の新作。そしてシリーズ第3作目。だけど・・・本来、消防士の物語であるシリーズなのに、消防に関することは、冒頭のちょっとだけ。なぜか、違法薬物の製造に立ち向かうお話で、微妙・・・前半は説明も多く、ちょっと飽きてしまったけど、後半はそれなりにスピード感もあり、シリーズにこだわらなければ、楽しめる。
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鎮火報の第三弾
守の「あの人」がずっと???
私が雄大並みに鈍いのかな!?
雄大の本能とも言うべき消防士のセンス。誰もが認めているのに本人だけがわかって無いところがさらに主人公を魅了的に見せている。 -
ストーリーは面白かった!
ちょっと説明が多くて読みづらかったのが惜しい -
このシリーズはやっぱり面白い。
裕二と守との3人での活躍がもっと読みたい。
長い本だけど長さを感じませんでした。 -
作者が書きたいことが一杯で少し中だるみな感じ。
話自体は面白かったので、もう少し絞るか消化してから書いて欲しかったかな。 -
シリーズ三作目。頻発する火災と違法薬物の謎を追うミステリ。テーマは真剣なのだけれど、ユーモラスで読みやすい一作です。
消防士の仕事の大変さが身に沁みてわかります。そして、やはりかっこいい。中途半端にやる気がない(笑)雄大のキャラは親しみやすく、それでも一度職に就いたからには辞めないという使命感は見事。
しかしなんといっても、裕二と守のタッグが最高すぎて。この二人、スペック高すぎるでしょう! そしてそんな二人に翻弄される雄大の姿にも抱腹絶倒。素晴らしいトリオだなあ。 -
啓火心を持っているのかわからないままだったけど仁藤が持っているというなら持っているのだろう。なぜなら彼は消防士だから。
ちょっとくどくて中だるみする。
大山ってなんだかんだ我慢しっぱなし。
今後、掏摸との絡みがあるのか気になるけど、続編が出るにしてもだいぶ先だろうから忘れるな、、、 -
脱法ハウスなど危険な場所にも呼ばれれば救助に入らなければならない消防士・雄大は、違法薬物でラリった末の通報などが続くことに憤っていた。なぜこんなことのために消防士が危険な目に遭わなければならないのか。そして各所の燃え跡からなぜか多量のペットボトルや、不自然な成分が残っていることに違和感を覚える。もしかしてこれは、違法薬物を作っている現場が次々と燃えているのではないのか?
事務職がいい、危険な仕事は嫌だと言いながら、責任感から危険な場所や、危険にさらされている人間を放置できずに仕事時間外でも追い続ける雄大。今回はほぼ勤務時間外での出来事で、守や裕二の援護を受けながら時にはヤクザの元など違う意味で危険な場所にも入り込んでいく。主な登場人物3人の頭の回転の良さや、ツーカーぶりが半端ない。