- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575239089
感想・レビュー・書評
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前作の終わりが衝撃的だったので、どうなったの?と心配でドキドキしながら読み始めたらあれ?みたいな状況で結構拍子抜けしてしまいました。
各章の終わり方や、行介さんと冬子さんのことも結局どうなったの?と思ってしまいます。でも現実はそんなものかもしれませんね。いつか行介さんも自分の罪を許せる日が来るのでしょうか?そうであって欲しいです。
熱くて美味しい珈琲がとてつもなく飲みたい心境です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
珈琲屋に関わる人々のお話し。3作目。最後の本かな。美味しいコーヒーが飲みたいな。
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人を殺した過去を持つ『珈琲屋』の主人・行介。行介のかつての恋人で、婚家を飛び出した冬子。人生の喜びと苦しみを味わった二人の心情を軸に、人間の狡さや優しさ、そして、愛を描いた連作集。
今回も面白く読めたんだけど、
なんだろな・・
不倫の話は1つでお腹いっぱいだ。
2つ以上あるとせっかくの美味しいコーヒーが
後味の悪いものになっちゃいそうだった。笑
珈琲屋シリーズ、
どれも人間味があってとても面白いんだけど、
もしかしたら作家さんと私の相性が良くないのかな?
「おもしろかったー♪」と素直に言えないとこがある。 -
最近気付けばコーヒーやココア、紅茶と飲み物がタイトルになった本を手に取っている。
続きものと知らず読んだけど、それでも楽しめる本。
全作品読みたい。 -
行介さんが、立派な僧侶か神様のような扱いになっていてビックリ。笹森先生の当て馬っぷりは一体何だったんだろう…。
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シリーズ3作目で、最終巻となります。
そのためなのか?、
発展しない行介と冬子の関係の進展が、
短編集を通しての主軸となりますが…、
結果、全体的に、暗いトーンの作風に、
一縷の日差しと兆しが差し込んだ感じ。
それが良しか悪しかは、5分でそぅか?
各エピソードの系統が同じだった点は、
ちと物足りなかったかも?ですが…、
でも、明るい兆しを持って終えたのは、
シリーズの完結としても、よかった。
居心地のよいお店であり、お話でした。 -
【収録作品】恋敵/ヒーロー行進曲/ホームレスの顔/蕎麦の味/宝物を探しに/ひとつの結末/恋歌
*シリーズ最終巻とのこと。主人公は強いのではなくずるい。 -
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行さんの無言の優しさと強さが本当に羨ましいなと思った。皆問題を持っているけど解決しなくてもいい方向にいくからとても読んでいて面白い。