あなたのゼイ肉、落とします

著者 : 垣谷美雨

• 双葉社 (2016年10月19日発売)

感想・レビュー・書評

[あつしおさんの感想 · 2023年10月25日]

『あなたの人生、片づけます』主人公の大庭 十萬里さんの妹大庭小萬里さんが活躍する短編4つからなる物語
１番心に刺さったのは悠太くん10歳のお話。置かれた環境（ちょっとひどい…）に、小萬里さんが優しくもあり強くサポートしていく。となりのお家の加奈ちゃんのことも。家族ごと寄り添っていく温かさにジーンときた。

[mannyoukaさんの感想 · 2021年1月13日]

やっぱりこの方のストーリーは読みやすいし、読み終わってハッピーになれる。

[ユイさんの感想 · 2020年11月14日]

めちゃくちゃ面白かった…！　ぜったいにおすすめしたい爽快な本。人が前向きになっていくという話はほんまに好きだ。
各章のみんなが、自分の気持ちひとつでいい未来を選択していくのがとてもわくわくした。
ほんま、読書っていうのは読むべきタイミングで読むべき本を選ぶよね…。何なんやろうねこういうのって！

ただ、32歳のニイチャンの話だけはどうにも後味が悪いというか、スッキリしないところはあったけど、まあ、これはあんまり深く掘り下げないことにする…(笑)。

やっぱり、最後の10歳の少年の話とか最高に良かった。
彼はいい人生を歩む気がする。もともと彼の性根は優しくていい子やったけど、ほんの少しのきっかけで、この後の人生が180度変わったよね。

苦労も多かったやろうけど、彼の幸せは彼自身の手で切り開いていくんやろうなと思えるのは、嬉しい気持ちになる。

49歳の会社員さんは、もう、「あいたたっ」て思ったし(笑)、18歳のおじょうさんも、聡明な子やなあと感心した。

こんなふうなきっかけをもらえていいな、と、思う。わたしにもほしい。笑
でも、自分で小萬里さんへ連絡をとった時点で、縁を自分から繋ぐための行動を起こしているのよね。だから、何かしらの結果を得られて当然なのだ。

わたしも、わたしのために、わたしの気持ちを大事にして、行動を起こしていかねば！

[本が読めなくなったら死ぬさんの感想 · 2020年11月13日]

泣いた。よかった。

[marumaruchanさんの感想 · 2020年11月6日]

根気よく頑張って行こうと思った。
それはトレーニングだけの事ではなくていろいろ。
くじけちゃう事もあるけど、そういう時もあるし。

[scabiosaさんの感想 · 2020年9月1日]

一気に読んだ。サクサクと読める。
自分自身、ちょっとチクリとくるタイトルだったので、恐る恐る読みはじめたけど、小萬里さんはじめ登場人物の言葉は、じんわり刺さってきて、思いの外良かった！
十萬里さんの物語もあるのかな？ありそうなのでこちらも読んでみたいです。

[shindustboxさんの感想 · 2020年3月15日]

4つのストーリー
太ってきたそれぞれのストーリーの主人公が
ダイエット本で話題の大庭小萬里に依頼する物語。

副題は「心のゼイ肉も落とします」。
体の肉を落とす中で、それぞれの問題を解決していく。
太るということは、生活習慣や食べすぎだと思うが
そこに繋がる原因があり、それを解決しないと
ダイエットも難しいということなんだろなあ。

小萬里のストレートでもその奥にある温かさに
それぞれが動かされていく物語にほっこり。

[seeeeeeiiiiさんの感想 · 2019年12月15日]

2019/12/15
読みやすくておもしろかった。
豚汁食べたくなった、、

[Stephanieさんの感想 · 2019年10月22日]

ケース3が面白かった！

[hiromichanさんの感想 · 2019年3月6日]

すっきりした！

著者プロフィール

1959（昭和34）年、兵庫県生れ。明治大学文学部卒。2005（平成17）年、「竜巻ガール」で小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。結婚難、高齢化と介護、住宅の老朽化などの社会問題や、現実に在り得たかもしれない世界を題材にした小説で知られる。著書に『リセット』『結婚相手は抽選で』『七十歳死亡法案、可決』『ニュータウンは黄昏れて』『夫のカノジョ』『あなたの人生、片づけます』『老後の資金がありません』『後悔病棟』『嫁をやめる日』『女たちの避難所』『四十歳、未婚出産』などがある。

「2023年 『うちの父が運転をやめません』 で使われていた紹介文から引用しています。」