れおさんの感想
2019年8月22日
年中無休のホームセンターで働く長尾葉月は独身で学生でもないので当然のようにきついシフト、急な交代要員にされがち。遅番の午前中、大学時代の恋人津原智哉が訪ねてきてー【使い勝手のいい女】他4篇 ◆おお、やばい、15ページでもう殺したくなった(笑)別れた元彼と彼を奪った元友達まで部屋に乱入された女。妻の火葬待ちする男。詐欺の受け子と知り合った独居老人。夫の浮気相手に乗り込まれた妻。息子をひき逃げされた母親。どいつが「悪」で「殺されてもいい人間」か。各章最後の数行に感嘆。絶妙!
hmurogaさんの感想
2019年7月21日
2019/07/20読了
三重県生まれ。2009年、島田荘司氏選考の第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞した『少女たちの羅針盤』でデビュー。14年「五度目の春のヒヨコ」が第67回日本推理作家協会賞短編部門の候補に。20年『ランチ探偵』『ランチ探偵 容疑者のレシピ』が「ランチ合コン探偵 ~恋とグルメと謎解きと~」のタイトルでTVドラマ化。ほかに「社労士のヒナコ」シリーズ、『冷たい手』など著書多数。 「2022年 『ランチ探偵 彼女は謎に恋をする』 で使われていた紹介文から引用しています。」