最後のページをめくるまで

著者 :
  • 双葉社
3.10
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本棚登録 : 427
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575241907

感想・レビュー・書評

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  • まさに、標題通り。

  • ついつい 自分のいい様にものを考え
    ぽっかり空いた運命に飲み込まれる・・・
    なんだか 他人事とは思えない怖さがありますね
    やはり 一番面白かったのは
    「使い勝手のいい女」
    もしや お風呂場に死体が
    と思わせつつ 実はもっと生臭いものが
    という話には 笑いも出ました

  • 短編5つ

    使い勝手のいい女
    骨になったら
    わずかばかりの犠牲
    監督不行き届き
    復習は神に任せよ

  • どんでん返しのミステリー短編5話がおさまった1冊。期待が大きかった分、そこまでインパクトのあるどんでん返しはなかった。

  • 読後にモヤっと感が残ります。

  • それぞれがモヤっと終わる短編集ってあのシステムだからだよなと思って読み進めて行って何も無かったときの絶望感を味わった…

  • ちょっと後味の悪い短編集。
    ネタは割とすぐバレるけど。

  • 既読を含め短編5編

    あっと驚くどんでん返しが最後のページに。きちんと伏線も提示されていてフェアな物語だね。楽しく読めた。

  • 人は知らないうちに誰かを傷つけてるし、誰かを傷つけないで生きることなど出来ないのかも知れない。
    自分も誰かを恨み誰かに恨まれてるのかも、と読み終わった後に少しだけ思う、そんな作品集。

    個人的には巻末の「復習は神に任せよ」がいちばんまとまっている気がして好み。

  • 短編集でそれぞれのお話はもう最初の「使い勝手のいい女」以外は最悪。後味悪すぎるー!!ってなった。最初の「使い勝手のいい女」で心を許して、そこからは地獄の後味悪さ。いや、次の話はきっといい感じで終わりはずだと信じて読むも撃沈。


    まぁ、「わずかばかりの犠牲」は少しだけだけど自業自得感がある。あれはもう仕方ない。だけど、ちょっと可哀想な気もする。特殊詐欺と同じで信じた自分も悪いのかな。いや、でも最後のオチはなぁと考えてしまう。


    「骨になったら」はもう終始イライラしてしまう。間が悪いというか運が悪いというか…まぁ、男にも責任はあるけどさぁ。しかし、ああいう女が存在するのも確かだし怖いなぁと思います。


    「監督不行き届き」は、ちょっと可哀想な気もする。奥さんには何も悪いことはなかったし、旦那が悪い。愛人もなんかヤバい女だし、もうさぁさっさと見切りつけて別れなよって思いながら読んでた。最後はまぁ、それほど後味は悪くなかったかな。


    「復讐は神に任せよ」は、最初はもしかして?と思ったけど少し違ってた。もしかしたら、ミスリードされてたんかなぁとは思ったけど。まぁ、内容は少しありがちな話だよね。だけど、最後が…!やっぱり来たか!ってなった。もう誰も幸せにならない。後味悪すぎ!


    確かに、最後のページをめくるまで結末は分からなかったけど、でもさ、もう少し救いのある話があっても良くない?ってなった。


    2021.5.23 読了

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著者プロフィール

三重県生まれ。2009年、島田荘司氏選考の第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞した『少女たちの羅針盤』でデビュー。14年「五度目の春のヒヨコ」が第67回日本推理作家協会賞短編部門の候補に。20年『ランチ探偵』『ランチ探偵 容疑者のレシピ』が「ランチ合コン探偵 ~恋とグルメと謎解きと~」のタイトルでTVドラマ化。ほかに「社労士のヒナコ」シリーズ、『冷たい手』など著書多数。

「2022年 『ランチ探偵 彼女は謎に恋をする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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