むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 (双葉文庫 あ 66-04)
- 双葉社 (2023年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575527025
作品紹介・あらすじ
日本昔ばなし×本格ミステリふたたび! ベストセラーとなった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の続編が誕生。今回収録されたのは、「かぐや姫」「おむすびころころ」「わらしべ長者」「さるかに合戦」「ぶんぶく茶釜」の5編。果たしてこれらの昔ばなしがどんなミステリになったのか。各作品を通してのテーマが隠されており、それぞれのつながりも楽しい短編集です。
感想・レビュー・書評
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よくこんな発想が出るもんだと思うが、今作は飛び道具的要素が多かったかな。竹取はまともに面白いし、おむすびは最後の設定でぶっ飛ばしてから終わる感じ、猿蟹も怪しいなと思ったらそういう系、品を変えながら充分に設定を活かしたトリックやどんでん返しが楽しい。前作の赤ずきんが結構良かっただけに、上がったハードルに困らされた感もあって、続けていくのしんどそうだなとも思ったりする。
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赤ずきんの方が面白かったなぁーわかりやすくて笑
竹取物語のは読めたけど後半は元の物語もあんまり知らないからよくわからんかった、、 -
毎作、伏線回収がすごくて面白いです。
わらしべ多重殺人は何回も読み返さないと誰がなんなのか忘れてちょっと難しかったです。 -
昔の話し言葉で少し読みにくかったです。童話のシリーズが好きです^^
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うーん、、無理矢理感があるような、作者が楽しんで書いていないように感じてしまった
シリーズ1作目から読んでいたら違ったのかも -
2024/4/5 読了
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昔話を題材にしたミステリー。
ユーモラスだが、ブラックなユーモアもふんだんに盛り込まれている。面白く、軽く読める。