消えた十手 (双葉文庫 か 29-1 若さま同心徳川竜之助)

著者 :
  • 双葉社
3.40
  • (7)
  • (18)
  • (41)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 201
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575663006

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 職場のお姉さんにすすめられて購入した一冊。
    徳川一族の一人が同心となって下町で大活躍するというお話。

    個人的に「暴れん坊将軍」が大好きなので、似たような状況で読んでいて楽しかった。

  • 軽い。。。。
    この軽さが いいとこ 面白くなってきたなぁと 思った瞬間 始末の悪さを感じさせてしまうのだよ 
    もったいない気がしてならない 
    2冊目に期待したい。

  • 徳川十一男竜之助。説明書きにあるような、「やることはどこかトンチンカン」「先輩同心に邪魔者扱い」はホンのはじめのみ。中盤からはその着眼点などを評価される立場に。同時に身につけた剣流についての話も進むが芯が見えないため良く分からず。突然襲われてもそのフォローはなく、なんだったのかわからず読み進むといった具合。
    全体的に読みやすく、水戸黄門的などんでん返しもない。
    町人世界に疎い新人が成長する、といった具合か。同心として扱う事件は短編で終了するものの、それ以外の身の上のことはこの1冊では全く見えず次巻へ進まざるをえない形をなっている。

  • 御三家・田安徳川家の十一男、徳川竜之介がその身分を隠し定町回り同心として活躍するシリーズ第一弾。
    憧れだった同心のお役目につくも、知らない市井の暮らしにとんちんかんな受け答えをしてしまう竜之介。しかし難事件を持ち前の頭脳と磨いた剣の腕前で解決していく。

    * * *

    若さまが姿を忍び、同心として活躍するという設定は良い。
    しかし、どうも展開が唐突なのです。同心としてのストーリーの他に竜之介の剣術についてのいざこざなども同時進行していくのですが、その展開の仕方が浮きすぎていて「は?」となることもしばしば。
    それ以外はとても良いと思います。事件のなぞ解きも、登場人物のキャラクターも面白い。だからこそ、この展開の拙さが大きな疵です。
    そういうところを割り切ってしまえば、楽しめると思います。

  • 読みやすぅい。

  • ISBN 978-4-575-66300-6
    入手条件・定価 571円
    全国書誌番号 21291257
    個人著者標目 風野, 真知雄 (1951-)∥カゼノ,マチオ
    →: 朝倉, 秀雄 (1951-)∥アサクラ,ヒデオ
    NDLC KH258
    NDC(9) 913.6
    本文の言語コード jpn: 日本語
    書誌ID 000009095265

  • 図書館。
    大江戸定年組、爺とひよこシリーズに続き、
    今度は若さま同心シリーズに着手です。

    幕末が舞台?いちおう長編の形をとってるけど、
    読みやすいです。続きが楽しみ♪

    -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

    続き。
    # 風鳴の剣(ふうめいのけん)
    # 空飛ぶ岩
    # 陽炎の刃
    # 秘剣封印
    # 飛燕十手(つばくろじって)
    # 卑怯三刀流

  • 田安徳川家の若さま育ちで、どこかトンチンカンな同心徳川竜之助が、邪魔者扱いされながら事件を解決するシリーズ。

  • 08年3/23読了。

全22件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

風野真知雄の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×