- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575666472
感想・レビュー・書評
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内容(「BOOK」データベースより)
根岸の里の小さな家の縁側に、老黒猫を膝に抱き転た寝する老人の姿があった。その男の名は錏勘兵衛、またの名を“眠り猫の勘兵衛”といい、盗賊の頭という裏の顔を持っていた。その勘兵衛のもとに、旗本屋敷の下男が行方知れずになったとの報せが舞い込んだ。その失踪の背後に盗賊“夜烏の重吉”の存在を嗅ぎつけた勘兵衛だったが…。闇に潜む悪党に勘兵衛が下す裏仕置き、人気作家が放つ待望の書き下ろし新シリーズ第一弾。
令和5年1月13日~15日詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北海道旭川生まれ、脚本家、監督を経て作家デビュー。1946年生まれ。
どうりで、80ページほどで、一話が完結する物語。
勘兵衛は親方と呼ばれ、副業を持つ幾人もの手下を持つ。
不可思議な話から興味をもって事件を洗い出す。
悪人腹の事件の黒幕からお題は頂戴する。
そうした勘兵衛自体も、こうした生き方は死に方もろくなもんじゃないと自覚している。
シリーズ1巻目のこの本は、登場人物たちも魅力たっぷりに描かれて、何やら続編が期待できる一冊に。 -
勘兵衛デビュー作
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20160703 犯罪者の側からの正義を問う話。新しい主役として続きを読んでみたい。
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L 日溜り勘兵衛 極意帖1
びっくりするほどのご都合主義。
盗人グループが悪の盗人を成敗するとか…これって頭を役人にしたらあとはイヌと一緒じゃん。
正義感振りかざしても元々同じ穴の狢じゃないのか。バッサリ斬りまくってるしそれでいい人ヅラってなんなんだ…。 -
2014.07.22.読了
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面白かった!
勘兵衛一味がそれぞれに魅力的。
もちろん、1番は勘兵衛だけど♪ -
藤井さんの新シリーズ。
裏の世界ではかなり名を知られている盗賊、眠り猫の勘兵衛が、故買屋の吉五郎、口入れ屋の女将おせい、船頭丈吉とともに非道な奴等を始末する。
藤井さんとしては悪がもっと酷い悪党を退治するって構図が、目新しいがどっかで破綻しないように気を付けないと短命で終わりそうだ。 -
うーん。