- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576140506
作品紹介・あらすじ
高校で数学教師をしている双葉は素の状態が剣呑で誤解されやすいタイプ。そんな双葉の下に副担任として梓馬がやってくる。双葉と真逆の、爽やかで人好きするタイプの梓馬はたちまち生徒たちの人気者になるも、他愛ない日常のやり取りで双葉との距離も縮めていく。酔った勢いでキスされたことも影響し、梓馬のことばかり考え挙動不審になってしまう双葉だったが、ある日梓馬の正体-自覚のない素人を開眼させるのが趣味の生粋のゲイ-を知ってしまい…。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
教師×教師はツボな設定でした。
互いに見た目と違う中身ってのも、好きな設定です。
好青年に見えて実は遊び人で誠意のない攻が、生まれて始めて本気の恋を知ってしまう話は好きです。で、本性がバレて受に嫌われるけど、それでも諦められなくて必死で頑張る無様な姿に萌えます…
そんな萌えを充分満たしてくれるいいストーリーでした。
双葉も、見た目を裏切る乙女な内面にキュンとさせられてしまいました。姪っ子にもらったタオルとか、甘いお菓子が好きなところとか、ふとしたところでかわいさがにじみ出てるのが良かったです。いつもは頑なに自分の良さを否定して生きているので、細かいところに気づく人でなければ見落としてしまいそうな、かわいさ、やさしさなんですよね。
始めは興味本位と手近ということで双葉を観察していたんだろうけど、梓馬は見逃さずにちゃんと気づくことができたのは果報者だと思ってしまいました。
…その分、後々苛酷な忍耐と努力が試されていたのもスッキリさせられてよかったです。
すごく良いストーリーだったと思うんだけど、双葉のビジュアルがちょっとすごすぎてもう少しどうにかならなかったかとwww
梓馬はいかにもなカッコよさでイメージどおりだったので、余計に気になりました…
イラストも不本意ながら萌えに影響することがあるんですよね。木下センセは好きなんですが。 -
教師×教師
って、あまり読んだ事なかった!
話はタイトル通りです。
王道ストーリーですが、そこは上手い作家さんなので切なくなりつつ面白かった。
交互視点なんで、同じ場面を二度読むことになるのだけど全く飽きない(またかーと思わない)のがスゴイ!
どちらの感情も良くわかって面白かったです。 -
強面なのにホントは・・・の双葉くんそんな彼に惹かれ始める腹黒梓馬くん 海野先生のお話で好きなのは掛け合いです。キャラがとても動くので読んでて楽しい!友達マチくんもなかなか曲者で面白かったです。スピンオフ希望!
-
海野さん、初読み。うん、好きなタイプの話。恋愛をゲームのように軽く捉えていた攻めが、無器用ながらも真摯な受けの外見とのギャップに触れていくうちに、ミイラとりがミイラになって…なお話。とても王道。受けと攻めのキャラも、詰め込みすぎず順を追って丁寧に描写されているし、ラストまでの流れも納得。良かった。
でもなんだろう、何が足りない。何が足りないのか…と考えてみると萌えじゃないかと思う。多分、受けのキャラに萌えを感じなかったんだろうなー。萌えは個人によって合う合わないがあるから今回は惜しかったけど、好きな感じの話だったので機会があったらまたこの作者さんを読んでみたいな。 -
徹底的にギャップ萌えに特化した恋物語でしたね。双葉より梓馬の心情の変化や脇との絡みが人間的で感情移入できた。双葉ももう少しニンゲンらしいならwよかったのにな。
-
普通に面白かったです。
腹黒というほど腹黒じゃなくて、カップル両方可愛くてキュンキュンしながら読みました。