この恋が運命なら (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
- 二見書房 (2014年11月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576141541
作品紹介・あらすじ
ルーシーは少女時代の夏を過ごした町を十三年ぶりに訪れた。大好きだったおばが事故で亡くなり、彼女に家や財産が遺されたからだ。町には偶然初恋の人メイソンも戻っていて、懐かしさに駆られるままおばの家の修理を頼み、手料理を振る舞うことにした。だがロマンチックなディナーのあと、暖炉をふさぐタイルを剥がすと、現れたのは長年行方不明だった男性の遺体だった。まさか、おばが殺したの?そうすると、おばが亡くなったのは本当に事故なのだろうか?ふたりは少しずつ接近つしつ、調査を開始するが…ロマンティック・タイムズ誌が選ぶ"ロマンティック・サスペンス賞"受賞!
感想・レビュー・書評
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亡くなったおばの遺産の整理のため、13年ぶりにおばの家を訪れたルーシー。13年前、怪しいパーティから連れ出してくれた初恋の人メイソンと共に、暖炉を塞いでいたタイルを剥がすと、そこには遺体が!!おばは本当に事故で死んだのか?13年前のパーティにからむドラッグ、町の有力者のお家騒動、そして新たな殺人が…ルーシーもメイソンも真面目すぎてロマンスはごくアッサリ目。でも、ストーリーがとても良かった!メイソンおじのディークが一番のお気に入り。
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鉄板クレンツ・ロマンス。
見つかった死体の犯人には驚いたけど、クレンツの登場人物ならアリか。 -
ジェイン・A・クレンツといえば、変わりものヒロインとか超能力ってイメージがしたけど、この作品は割と普通の女性(もちろん意思が強くて聡明)で、それが新鮮だった。話が過去から現在につながっていて、ミステリーとしても恋物語としても面白い。
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お互い別の場所に住む二人が13年振りに再会して話しが進むなんてロマンチック。
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伯母の遺産整理のためルーシー・シェリダンが13年ぶりに訪れた町で、セキュリティコンサルタント会社の経営をしているメイソン・フレッチャーと再会する。
次々と起こる事件と殺人、ロマンスを絡めたワクワク展開。
最近のアーケイン物より楽しく読めました。ラストの危機感あふれる叩き込むような展開は素晴らしいです。
また、名前しか出ませんでしたが、メイソンの弟アーロンで続編を書いて欲しい。 -
図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
ルーシーは少女時代の夏を過ごした町を十三年ぶりに訪れた。大好きだったおばが事故で亡くなり、彼女に家や財産が遺されたからだ。町には偶然初恋の人メイソンも戻っていて、懐かしさに駆られるままおばの家の修理を頼み、手料理を振る舞うことにした。だがロマンチックなディナーのあと、暖炉をふさぐタイルを剥がすと、現れたのは長年行方不明だった男性の遺体だった。まさか、おばが殺したの?そうすると、おばが亡くなったのは本当に事故なのだろうか?ふたりは少しずつ接近つしつ、調査を開始するが…ロマンティック・タイムズ誌が選ぶ“ロマンティック・サスペンス賞”受賞!
謎解きに比重が置かれそうでおかれない、そんな感じがとても面白い。
おじさん、いいなぁ、
いい男はいい男に育てられるんじゃないかしらと思うの。
久しぶりのクレンツ楽しみました。
River Road by Jayne Ann Krentz -
おばの家を相続して13年ぶりに訪れた町で初恋の人メイソンに再会するルーシー。13年前に地元の人気者のパーティから彼に連れ戻されて以来の再会だったが、おばの家でその人気者の遺体が見つかり、実は13年前にレイプの危険からメイソンが守ってくれたことを知る。おばが殺したのか、おばの死は本当に事故なのか、あれやこれやで二人で真相を探ることになるのだがというお話。なんといってもルーシーの知的でしっかりした女っぷりが小気味良い。またメイソンの自身に満ちた大人の男の魅力が素敵。今だからこそ解る亡きおばの人柄もなかなかのもの。謎解きも面白く、二人の恋物語も楽しめる良い作品。2015.2