馬鹿ブス貧乏な私たちを待つ ろくでもない近未来を迎え撃つために書いたので読んでください。
- ベストセラーズ (2020年12月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584139752
作品紹介・あらすじ
「女性も男性も雇用がなくなる」アフターコロナの時代。
97%の人間が在庫(=無用者階級)になる!?
加速するデジタル化時代を生き抜く思考と知恵を女性(男性)読者に指南。
学校では教えてくれない未来予測と対策!
「無用者階級になってたまるか!」
あのベストセラー『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください。』の続編。
●コロナ危機による外出自粛のために雇用が収縮した分野は、女性を多く雇用していた。それも非正規雇用が多かった。だから、失職した非正規女性はデジタルスキルを身につけることが、今現在と近未来における稼ぐ道であるし、シンギュラリティ後の世界に適応できる道だ。・・・あなたが若ければ若いほど、「無用者階級」でいたくないのならば、その準備はしておいたほうがいい。・・・デジタル化をコロナ危機によって起きた災難とか、人類を脅かす現象だと決めつけず、積極的に関わっていかないと、未来は怖いだけのものになる。
(第13章「デジタル化の必要性を真に日本人が認識していないのが問題だ」より)
●これから自殺者も増える。失業者はもっと増える。労働者は、ほとんどみな非正規雇用の派遣になる。「終身雇用制度」というのは、歴史の一時期の慣習でしかない。そういう時代の変化、産業構造の変化がいっぱいまとめて起きるのが近未来だ。
どうか、この大変化の時代を生き抜いてください。その闘争の中にこそ、あなたの人生の尊厳がある。自分を「無用者階級」しないための、あなたなりの闘争を粘り強く続けるのならば、あなたは無用者階級ではない。
(第15章「無用者階級になってたまるか!」より)
感想・レビュー・書評
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将来に起きる全てのことは、過去の自分が蒔いた種より芽でたるもの。
特に個人がすべきこととしての10段階を提示されており、その一つ一つが投げやりでもなく上から目線でもなくスーッと入ってくる。
一作目よりはやや魅力にも目新しさにも欠けるものの
藤森ワールドなんだろうなぁ。そっかーと共感してしまう。 -
新型コロナが変化を加速させた。「遠い未来」は「近い未来」になった。
アフターコロナは、もう元の世界には戻らない。多くの人が、今まで曖昧にしか理解できていなかったことに体感を持って気付いたからだ。
本書は、アフターコロナ対策からその先の未来までを範囲にしている。
万能なAIが本当に出来てしまえば、全人類の97%を占める「馬鹿ブス貧乏な」ボクらは無用者階級になってしまう。それはそれでいいよと思う人は、もう何もしなくていい。だけど、「俺は無用じゃねぇ」と踏ん張りたいなら、今のうちに準備するしかない。
この本は、読みたい人だけ読めばいい。本書は、ちょっと毒が強めだ。のんびりした内容に思える表紙からは想像できないくらいクセが強い。
そんなクセ強めの著者と、一対一で真っ向から対話をしたい人だけ読むべき本だと思う。
万人にはけっしておすすめはしない。 -
ちょっと陰謀論ぽくなるのがそれはそれで。ハラリってこういう風に読むのか。同じもの読んでも結構ちがうのがよかった。
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うーん、前著の方が面白かったかな。もっかい前著を読んでみよう。
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97%の人間が在庫!?「無用者階級」になってたまるか!世界はあなたを必要としなくてもあなた自身が世界に居座れ!学校では教えてくれない未来予測と対策!(e-honより)
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11489763
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途中まで面白い グレートリセット!
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タイトルが衝撃的。どんなふざけた内容かと思ったが、読み始めるととまらない。いい意味で期待を裏切られた。前著まだ読んでいないのでぜひ読みたいと思う。
今ない仕事を想像する
ICTスキルを学ぶこと
リベラルアーツを身につける
信頼できる人を気長に見極め確保する
…は今すぐに実践していきたい。
いっぱい与えて、裏切られてもどうということはない。裏切るより裏切られるほうがましだ。借りがあるより貸しがある方が気楽だ。
恐怖を乗り越える方法は、恐怖を直視すること。 -
恥ずかしながら、世界経済フォーラム、第四次産業革命、ムーンショット目標などを知らなかった。
コロナ禍を乗り越え、2030年や2050年にはどのような世界になっているのか?想像しながら読めた。そのなかでバカブス貧乏の無産階級の私はどのように生きていけばいいのか、示唆してくださっているので、考えるきっかけになった。
とりあえず自立とリベラルアーツを学び続ける、世界や経済の知見を広めて、AIスキルを身につけていくことに努めたい。