ヨーロッパ憲法論 (叢書・ウニベルシタス 1097)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588010972

作品紹介・あらすじ

人間の尊厳が傷つけられたという経験が、怒りによる闘争のダイナミズムを呼び起こし、世界規模での人権の制度化という希望に絶えず推進力を与えるとハーバーマスはいう。そして、経済状況が生み出す不安が諸国民を覆い、民主主義も空洞化するなかで、単なる国際条約を超えた憲法制度が必要であると主張する。人権の擁護を基礎とする憲政から、新たな政治を求める挑戦が、いま始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 1.人間の尊厳というコンセプトおよび人権という現実的なユートピア
    2.国際法の憲法化の光に照らしてみたEUの危機──ヨーロッパ憲法論
     Ⅰ ヨーロッパはなぜいままさに憲法的プロジェクトなのか
     Ⅱ EUはトランスナショナル・デモクラシーを採用するのか、それともポスト・デモクラシー的な統治連邦主義となるのか

    ここまで読了。少々しんどかったが、邦訳がこなれていて助かる。もう少しEU創設時の議論・背景を理解したうえで読んだ方がよかったかも。いやしかし、EUは浪漫ですねー。

  • 前評判が高かった本であるが、それほどの感動は覚えない本であった。多くの論文から取り出したものであるからかもしれない。

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