- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591142738
感想・レビュー・書評
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その後の名探偵明智小五郎の物語。
この物語りを小路さんはどうしても書きたかったのだろう!
明智のイメージを保ちながらも、名探偵物語を新たにするためにも、怪人二十面相と小林少年を復活させなければ始まらない。
総ての因縁を整理させて新たな探偵物語が始まる。少し時代がかりすぎた嫌いと、権力趣向なのが難しい!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
つまらないわけじゃないけど、消化不良感がすごい。なんか色々未解決なのは措くとしても、この前後編を予定しているとしか思えない内容。乱歩のコアなマニアなら納得なのかな。よくわからん。
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昔数冊読んだ少年探偵団が面白いと記憶があり
小路幸也だし読みやすいんじゃないかと思って
読んだ。確かに読みやすいし、面白いんだけど
最後がな・・いあ犯人が・・・なあ -
かつて小学生のころ「怪人二十面相」シリーズを一通り読んでいるが、ほぼ覚えてない状態でこの本を読んでみる。シリーズの前日譚と言える話だけど、それぞれの人間関係が思っていたのと全く違うので、こんな設定でシリーズを再度読むとどうなるのか?読み直したくなったが、読み直すかどうかは微妙。作品のトリックと、そのトリックを成立させる背景がとにかく大規模。確かに、怪人二十面相のトリックはそれなりの財力・権力がないと成立しない。小学生の頃トリックよりは、作品の全体的な雰囲気が好きだった気がするし、今もそれは変わらない。
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江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ…なるほど。
リンクし始めるとけっこうあっさりラストまで。
なるほど。 -
江戸川乱歩へのオマージュ。
そちらをきちんとは知らないのだけれど
知らないからすんなり楽しめたのかもとも思った。
【図書館・初読・7/24読了】 -
怪人の正体見れば
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江戸川乱歩へのオマージュ作品。少年探偵と怪人21面相の対決。子供向け乱歩を意識した筆致。
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小路幸也による江戸川乱歩の少年探偵団のオマージュ。乱歩の世界を彷彿とさせる描写が楽しく、わくわくしながら一気に読めた。今いち腑に落ちない事がいくつか残っているのが残念だが、乱歩じゃないんだから仕方ないかという感じ。