少年探偵 (一般書)

著者 :
  • ポプラ社
3.30
  • (9)
  • (28)
  • (50)
  • (15)
  • (0)
本棚登録 : 295
感想 : 56
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142738

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • その後の名探偵明智小五郎の物語。
    この物語りを小路さんはどうしても書きたかったのだろう!
    明智のイメージを保ちながらも、名探偵物語を新たにするためにも、怪人二十面相と小林少年を復活させなければ始まらない。
    総ての因縁を整理させて新たな探偵物語が始まる。少し時代がかりすぎた嫌いと、権力趣向なのが難しい!!

  • (2023-07-22L)

  • つまらないわけじゃないけど、消化不良感がすごい。なんか色々未解決なのは措くとしても、この前後編を予定しているとしか思えない内容。乱歩のコアなマニアなら納得なのかな。よくわからん。

  • 昔数冊読んだ少年探偵団が面白いと記憶があり
    小路幸也だし読みやすいんじゃないかと思って
    読んだ。確かに読みやすいし、面白いんだけど
    最後がな・・いあ犯人が・・・なあ

  • かつて小学生のころ「怪人二十面相」シリーズを一通り読んでいるが、ほぼ覚えてない状態でこの本を読んでみる。シリーズの前日譚と言える話だけど、それぞれの人間関係が思っていたのと全く違うので、こんな設定でシリーズを再度読むとどうなるのか?読み直したくなったが、読み直すかどうかは微妙。作品のトリックと、そのトリックを成立させる背景がとにかく大規模。確かに、怪人二十面相のトリックはそれなりの財力・権力がないと成立しない。小学生の頃トリックよりは、作品の全体的な雰囲気が好きだった気がするし、今もそれは変わらない。

  • 江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ…なるほど。

    リンクし始めるとけっこうあっさりラストまで。
    なるほど。

  • 江戸川乱歩へのオマージュ。
    そちらをきちんとは知らないのだけれど
    知らないからすんなり楽しめたのかもとも思った。
    【図書館・初読・7/24読了】

  • 怪人の正体見れば

  • 江戸川乱歩へのオマージュ作品。少年探偵と怪人21面相の対決。子供向け乱歩を意識した筆致。

  • 小路幸也による江戸川乱歩の少年探偵団のオマージュ。乱歩の世界を彷彿とさせる描写が楽しく、わくわくしながら一気に読めた。今いち腑に落ちない事がいくつか残っているのが残念だが、乱歩じゃないんだから仕方ないかという感じ。

著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

小路幸也の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×