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- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591145135
感想・レビュー・書評
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3年教科書掲載本
中学年でも十分読める字の大きさ、お話の長さ。
息子を兵隊に取られる母親、卒業式のために疎開先から戻った日に東京大空襲で命を落とした子どもたち、上野動物園のゾウ、被爆した際のやけどが元でいじめられたり結婚を断られたりした女性、シベリアに抑留された兵隊さん、太平洋の島で玉砕した部隊、入隊検査でわめいたために、兵隊に行くよりもむごいめにあわされた男性、戦争遊びをする子どもから、ピストルのおもちゃを買おうとする老人。
戦争を知らない世代に読みつがれてほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大昔私が小5の頃の教科書に掲載されていた本。最近映画化するというので買いました。小5の私と今の私。泣くところはほぼ、同じでした。でも、涙の意味がただ可哀想ではなく、深く重いとても、痛い言葉では表現尽くせない、喪失感からの涙でした。今この時代に生きて普通に子育てができる、もしかしたら、最大の幸せなのかもしれません。
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戦争のために七人の息子が次々と兵隊にとられ、そのたびにキリの木を植えて、無事を祈るおかあさん。他に「火のなかの声」など8編を収録。
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