(077-13)怪談収集家 山岸良介の帰還 (ポプラポケット文庫 77-13)
- ポプラ社 (2015年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591147603
感想・レビュー・書評
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隣に住む謎の怪談収集家山岸を、潜在的な霊能力の強い浩介が手伝う事になる。児童書だが、ただ闇雲に怖がらせる怪談話と違って、ちょっと冒険や友情、ミステリー要素もあったり、読みやすいし面白い。
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「本の怪談」シリーズが好きなので。シリーズに登場する謎の人物・山岸良介、まだまだ秘密がありますね。
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幼稚園まで住んでいた町に引っ越してきた5年生の浩介
とあるきっかけで
怪談収集家と名乗る隣家の住人山岸良介の助手をつとめることになる
百物語の本を完成させるために本物の怪談を集めているという山岸
“筋金入りの霊媒体質”の浩介は幽霊を引き寄せてしまい...
人気シリーズ「本の怪談」につづく新シリーズの1冊目
夏だけでなく秋の夜長にもどうぞ -
色のシリーズはちらっと見ただけでしたが、これは読んでみました。強引な…。
好まれるんだろうな、という印象です。 -
主人公の少年が、世の中の怪談が本物かどうか調べる話なので、怪談がたくさんでてきます。怪談やようかいがすきな人もきらいな人も、だれでもおもしろいと感じる作品です。
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怖い本シリーズの新シリーズ。
男の子一家が引っ越してきた隣の家に山岸良介が住んでいて、男の子が本物の怪談の百物語を完成すべく、怪談収集の手伝いをさせられる。
冷媒体質の男の子は行く先々で幽霊と出会うことになる。
出て来る話は「右田くんのふみきり」、「幽霊あめ」、「びしょぬれ幽霊」、「見返り橋」。
小話にはなっていないけれど、人形屋敷の話も。
話の数は少ないけれど、ストーリー性があってこれはこれで楽しめた。
山岸良介と対立している謎の人物が今後も出て来るのかな。
山岸良介はこれまでの山岸良介と同じなのか、違うのか。
挿し絵を見る限り、ちょっと年を取っている感じ。
面白かったけれど、最後の方で山岸良介が推理して犯人を逮捕というくだりは何のミステリーという感じ。
さらっと書かれているだけだけれど。
次巻予告のタイトルは山岸良介の冒険(仮題)。
ホームズシリーズをもじっているのだろうか。