なぜ、世界は“右傾化"するのか? (ポプラ新書 い 4-4)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591153406

感想・レビュー・書評

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  • 左から右へ次は右から左なのでしょう。社会は次なるものを求めているのでしょう。

  • 世界の現状をわかりやすく解説されていて、ニュースを正確にまとめてくれたという印象がある。右・左についてもわかりやすく解説されていた。

  • 旬な話題で面白かった。

  • 『ヘイトスピーチ』を読み、日本は右傾化していると思った。
    日本が右傾化した原因は、
    ①フラット化→反フラット化→国家主義、民族主義の台頭
    ②日本経済の低迷→格差社会→弱者たたき
    という2つの流れではないかという仮説を立てたが、世界はどうか。それを知りたくて読んだ。
    しかし、著者は2人ともジャーナリストのため事実を伝えるだけで、その因を探ろうとはしない。
    仮説の検証はできなかったが、アメリカのトランプ、フランスのルペンなど右傾化する世界の現象が分かった。
    社会的な問題を移民のせいにするのは世界共通だ。フランスは年間2万人の移民を受け入れており、ルペンは移民を排除する思想だ。
    しかし、ドイツはすごい。年間に100万人、ベルリンだけで8万人の移民を受け入れている。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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