- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591158258
感想・レビュー・書評
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一つの話の登場人物ごとに視点を分ける連作は、寺地さんの得意とするところです。
血のつながらない父母の残したホテルを継いだ優しい息子(主人公ではない)の世代のドタバタ気味の青春人情劇。
その母親が在りし日のホテルをめぐる友情と愛情の物語。
そしてひょんな事からホテルに出入りする事になる女の子の視点から見た、ホテルに関わる人々の姿。
もっと諸々要素はあるのですが、どちらかというと枝葉に思える、淡い思いやりのような感情が印象に残る物語です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
起承転結とかクライマックスとか、そういうのはないけど、こういうのもアリだと思う小説。ほどほどに誰かのチカラになりたい。
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祖父に頼まれて亡くなった祖父の友人が経営していたホテルの裏庭の鍵を探しことになった芯。しかし、向かった先で亡くなった友人の息子の湊が階段から転落し、そしてその騒ぎで湊が飼っていた猫まで脱走。鍵を探すのと同時に足を骨折した湊の代わりに受付の仕事もし、そして猫まで探すことになった芯。訳ありホテルの話。
なんというか思っていた話と違っていた。訳ありホテルの話だからワチャワチャするかんじなのか一期一会の出会いなのかと思っていたが、芯を取り巻くってかんじだった。でも、いい話だったなぁとは思う。
2020.3.7 読了 -
言いたいことは分かるんだけどうーんあと一歩物足りない
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うーん、つまらんくはないが特別面白いというわけでもない。
なんとなく平和で心地よい雰囲気の本ではある。 -
うーん