- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591177006
作品紹介・あらすじ
世界と日本を理解するためにいま知るべき8か国を、世界遺産、教会やモスク、おすすめのグルメなど、二人が旅したときのエピソードを交えながら、わかりやすく解説!旅する気分で楽しく学べる一冊です。
◎目次
1 高い経済成長率を誇る!「日本の新しい隣人」ベトナム
2 日本人が出稼ぎにいく? 多民族の都市国家シンガポール
3 直行便の就航で近くなる? 3つの宗教の聖地がある宗教大国イスラエル
4 NATO加盟国だけとEUではない ヨーロッパとアジアの間にあるトルコ
5 メルケル・ロスを経験 EU経済のカギを握るドイツ
6 ついにNATO加盟へ 世界一しあわせな国フィンランド
7 女王陛下から国王陛下へ ブレグジット後のイギリス
8 多様な価値観がうずまく 世界のリーダー・アメリカ
◎著者プロフィール
池上彰:
1950年、長野県生まれ。73年にNHK入局。94年から「週刊こどもニュース」のお父さん役として11年間にわたり活躍。2005年に独立。名城大学教授、東京工業大学特命教授。著書に「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズ、『20歳の自分に教えたい 現代史のきほん』など多数ある。増田ユリヤとの共著に『世界史で読み解く現代ニュース』『感染症対人類の世界史』など。これまでに85の国と地域を訪れた。初めての海外は、33歳のときに取材で行った韓国。とくに印象に残っているのは、トルコのボスポラス海峡。忘れられない味は、イランで食べたラムチョップ。
増田ユリヤ:
神奈川県生まれ。27年にわたり、高校で世界史・日本史・現代社会を教えながら、NHKラジオ・テレビのリポーターを務めた。テレビ朝日系列「大下容子ワイド!スクランブル」でコメンテーターとして活躍。著書に『揺れる移民大国フランス』『世界を救うmRNAワクチンの開発者カタリン・カリコ』など多数ある。これまでに44の国と地域を訪れた。はじめての海外は、37歳のときに取材で行ったアメリカ。とくに印象に残っているのは、イスラエルのエルサレム旧市街。忘れられない味は、パリのカフェで食べたクスクス。
感想・レビュー・書評
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池上彰&増田ユリヤ共著による地球の歩き方(的な)、面白くないわけがない!今、世界中が動向を固唾を飲んで見守っているイスラエルとパレスチナの様子についてもわかりやすく書いてあって、勉強になった。旅をする前に読んで歴史的背景や宗教を知っておくと、旅がより味わい深いものになるだろう。
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色々な国のちょっとした知識がさらっと学べました。
以前ドイツに住んでいた事があるのですが、本書でも『そうそう、そうだよね』と思える内容でしたので、他の国の話もなるほどなと思いながら読めました。
短く分かりやすい文章で、新書と言うことを考えるとちょうど良いです。 -
楽しく読めた。普段は宗教を気にしないで生活してるけど、世界的を知るために宗教の知識を押さえておくのは大切で、それをわかりやすく学べるこの本はとてもよかった。
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増田ユリヤさんの本は池上さんとの共著ばかり
これで9冊読みました。
ここで初めて知ったのですが、
ユリヤさんのお父さんはギリシア正教の熱心な信者で、
晩年は聖職者としての仕事にも就いていたのだそうです。
Wikipediaによるとユリヤさんも信者らしいです。
でも中高はプロテスタント、大学は國學院だから神道
こだわりが無いように見えます。
この本で紹介する国は8か国。
経済が急成長しているベトナム、
日本人をはじめ世界各地から多くの人が出稼ぎ(!?)にいくシンガポール、
3つの宗教の聖地があるイスラエル、
ヨーロッパとアジアの間にあるトルコ、
EU経済のカギを握るドイツ、
ロシア抜きには語れない歴史を持つフィンランド、
ブレグジットを経験したイギリス
世界のリーダーであるアメリカ。
イギリスとアメリカについては他の本でもたくさん読んできましたが、ここで初めて知ったことがいくつかあり、
とても面白かったです。
(たとえばブレグジット後のイギリス、
アメリカの宗教と多様性) -
池上彰さんの本はとてもわかりやすくて、楽しい。
旅行のガイドブックはいろいろあるけれど、
宗教や歴史を知っていれば、違った印象が持てる。
増田ユリヤさんの美味しい情報もリアルでわかりやすい。
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お二人でYouTubeのチャンネルもやっている、池上さんと増田ユリヤさんのコンビでコロナが落ち着いた今だからこそ、旅したい8ヶ国を対談やお互いに実際に行ったエピソードを語ったりして、紹介していく本です。
各国の歴史や宗教、名所だけでなく、食事や文化などの体験談も語っており、実際に旅したくなって来ました。
イスラエルなど、怖いイメージが先行し、よく知らない国もあったのですが、その生活や文化など学ぶところも多かったです。 -
特に肩肘張らず読める旅行記です。
堅苦しい話はあまりなく、各地の見どころや実際の様子などが描かれています。
実際に現地に行かないと感じられないことばかりです。知識だけではなく、旅は本当に大事であると思います。
この本を読み、さらに各国を訪ねたくなりました。 -
旅するように学べた。ベトナムから始まり、シンガポール、イスラエル、トルコ、ドイツ、フィンランド、イギリス、アメリカと、今の日本に大切な話題の国が続く。特に、世界で一番幸せな国といわれるフィンランドが、教育に力を入れているというところが興味深かった。私もぜひ旅してみたいと思った。
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・ま、19時の30分番組でやるような内容。流石に新しいことは無かった。