息子が生まれた日から、雨の日が好きになった。 (一般書)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591178720

感想・レビュー・書評

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  • エッセイみたいな、写真集みたいな、絵日記みたいなそんな本。

    お年玉の話とか、みかんの話とか、羽釜の話とか
    そんなものあるんだ、欲しいなって思ったり。

    チョココロネの話とか、じゃんけんの話とか、質問に答える話とか、子どもとの関わり方が素敵だなって感じたり。

    カメラを子どもに与えて
    素敵な「ぼくの卒園式」を将来に残したり。

    幡野さんの人柄が短い本の中に沢山詰まった1冊だった。




    ぼくは写真家だけど
    カメラから生まれたわけではない。

    がん患者ではあるけど
    病人として人生を
    生きているわけじゃない。

    一児の父ではあるけど
    子どもに人生を
    捧げているわけでもない。



    ここが、ほんとにささりまくる。

  • SNSで常に発信し続けている著者。ポジティブな姿勢や思考は本当に読む人の心を穏やかにしてくれる。子育て終わってしまった私は、いつも反省させられている。

  • ◾️へたな写真をたくさん撮ろう。添える言葉も書こう。ことばと写真をセットで考える。

  • 久しぶりの読書だったけど、最初から最後まで楽しんで読めた。
    SNSでいつも拝見していて本を買ったのは初めてだけど、やはり幡野さんの考え方や文章や写真が好きだと思った。

    最後の対談に書いてあることを完全に理解はできなかったけど、文章と写真をただ同じ空間に置くだけとは違う心地よさみたいなものは確かに感じていた。

  • 写真家ということで興味を持ち読み始めました。随筆ですが、飾り気のない文章と簡潔な言葉に優しさを感じます。雨の日が好きになったきっかけも優しさにあふれています。

  • 幡野広志さんのなにげない日常をつづった短いエッセイと写真の本。
    幡野さんの子どもへの関わり方や考え方は、私のひとつの指針です。
    一番面白かった宗谷本線のシカの話、試しに息子に読ませたら、ケタケタ笑いながら読んでいた。大人の本も読めるようになった子どもの成長にまたちょっと嬉しい気持ちになった。

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著者プロフィール

1983年 東京生まれ。写真家。元狩猟家、血液がん患者。2004年日本写真芸術専門学校中退。2010年広告写真家高崎勉氏に師事。2011年独立、結婚。2012年狩猟免許取得。2016年息子誕生。2017年多発性骨髄腫を発病。著書に『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』(ポプラ社)、『写真集』(ほぼ日)、『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(PHP)、『なんで僕に聞くんだろう。』『他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。』(ともに幻冬舎)がある。

「2022年 『ラブレター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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