- Amazon.co.jp ・マンガ (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592193654
作品紹介・あらすじ
街で名取の紙人形を拾い、記された地を訪れた夏目。そこには元祓い屋の父親と暮らす少女がいた。夏目は名取と共に、彼女の屋敷で起こる不可解な出来事について調査することに。周囲には彷徨う気配があり…? 夏目を引き取る前の藤原夫妻を描く特別編「塔子と滋」も収録! 2013年1月刊。
感想・レビュー・書評
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夏目友人帳は読むたびにほのぼのしたり、切なくなったり、とても大好きなシリーズです。
妖が突然見えなくなることもあるんですね。タクマさんはどう思ったんだろう。式達の様子をみるとタクマさんにとって、妖達は家族のようだったんではないかと。それが突然目の前から消えてしまうっていうのはさみしいな。
式達の「またそばにいてもいいでしょ」はぐっと胸にこみ上げるものがあった。すごく切ない。これからタクマさん•月子さん家族と式達には幸せになってもらいたいですね。
最後の名取さんには今後の展開が不安に…名取さんは夏目に過保護かと。名取さんも自分自身を大事にしてほしいです。
藤原夫妻の話は泣けました。塔子さんと滋さんのお互いを思いやる気持ちがあったかいです。理想の夫婦ですね。
お二人は、子供を望んでも授かれなかったのかな。夏目が二人の元にたどり着けて本当によかったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ついに友人帳の存在が名取さんに勘付かれてしまいましたが、名取さんの言い分も分かるので、今後どうなっていくのか楽しみです。
そして、藤原夫妻視点の物語はなんて素敵過ぎる夫婦なんだと思いました。 -
大きな流れのストーリーより、短編エピソードの方が良い気がする、珍しい。
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名取の優しさと厳しさとが全面に出てきた良い意味でむき出しの新刊でした。最後の名取の表情…波乱の前兆をうまく出してきたなぁ…という感じ。
化学変化的に変わっていく夏目と名取の、良くもあり悪くもありな関係が今後どう展開するのか、気になります。
一編の展開としてはちょっと既出感がありましたが、ストーリー全編を通すとようやく進展!ですかね。
それよりも塔子さんと滋さんの話に全力で泣きました。 -
今回も良いお話だった~どれも涙腺にきますね…
妖の姿が見えなくなってしまった祓い屋、
主はすぐ近くにいるのに、主には式達の姿が見えない。
「またそばにきてもいいでしょう?」切なかったです。
藤原夫妻の視点から描かれたお話、読みたかった!
例え夏目にどんなモノが見えていたとしても、
この二人なら全てを受け入れてくれそうな気がします。
でも、この距離感がとても好き。 -
最近は少し重い話が多くなってきましたが、痛い中にある人と人との関係の重要さ、言いたいのに言えない切ない気持ちを感じてほろほろ泣けてきました。
今回も途中まではいつもの調子で読んでいましたが、中盤からの意外性と藤原夫妻の話で、夫妻の夏目に対する誠実さと、塔子さんのあの気持ちから、最後の数頁で久々にぼろぼろ泣きそうになってしまいました。
思いのほか藤原夫妻の関係がドキドキするもので、初めて滋さんにドキリとしたので、純粋にこの二人の若い頃も読んでみたいなあと思った15巻でした。 -
10周年おめでとう!読み始めた頃は、まさかここまで認知される作品になるとは、願ってはいても、思いもよらなかった。そう思うと、とても感慨深い、そんな15巻。塔子さんと滋さんは、なんて素敵な夫婦だろう。この2人が夏目を見つけてくれて本当によかったと思う。
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いよいよクライマックスになるのかしら?
友人帳がキーになってきたもんね
名取さんがちょっぴり怖い