作品紹介・あらすじ
惑いの森での試練を乗り越え、魔女カッサンドラを連れて王都へ帰ることになったリビ。ようやくニケを救えると安心した矢先、神官庁との問題が発生し、王都帰還は大ピンチ!そこでリビがひらめいた"奇策"とは!?若き夫婦愛に胸が熱くなる第13巻!
2016年6月刊。
感想・レビュー・書評
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ニケが復活‼︎良かったぁ〜( ´ ▽ ` )。
フレデリカとジシンの話がすごく好きでした♪
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少女漫画だねぇ〜
王子様(いや、この場合は王様だが)のキスで、お姫様が目覚める(助かる)なんて、もうよくある事なんだが、「それでも」と思える作品だよね♪
そんなシリアスシーンを描いておきながら、晩餐会での女を守る男VS宰相様の戦い(笑)この作品に出てくるの女性達は強い。宰相様を一蹴する女(の子)が多いな(笑)
ニケも復活したし、久々にリビとニケのラブな姿が沢山見たいですね。
巻末オマケの番外編は、何れも面白く良かった。
特に「フレデリカ」の家族以上の2人の絆が見られたのが良かったな。
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病に伏したニケを救う巻。
神官庁に作戦がばれるがカッサンドラはリヴィウスが森を守ることをアテにしているからと身をひかないことを約束。
黄金鳥の雛が孵り最初に目にしたリヴィウスを母だと認識しなつく。
ペットという発想から大王の側室を思いだし正面から帰ることを決意。
森の仲間を集め、リヴィウスは女装をといて身分を明かし森が好きだから森を守りたい。森の安寧と周辺地域の平和を守る守護者になると決意表明。そのために手助けをしてほしいと
ニケ救出のためのカッサンドラ側室計画を打ち明ける。
バルドウィンとニールは王族争いを嫌い神官の地位を捨て兄ラニ・スピラーリのもとへ
リヴィウスとニケの婚約を守るために神官庁にもの申してほしいと談判。しかし太刀打ちできると思わないとの発言にバルドウィン達は
動けば救えるのに動かないのがもどかしいと啖呵を切って帰っていく
王宮ではカラが身を呈して症状の悪化するニケを繋いでいた。
その中リヴィウスは森の民を王族の行列に化けさせカッサンドラを側室に迎えることをふれまわれと民衆に働きかける。
こうして王宮に帰れたリヴィウスは神官庁をいいくるめカッサンドラをニケの治療に向かわせる。
3つめの投薬でアタリがでてニケの命は助かる。リヴィウスは抱きつき泣く。
ニケを救ってくれた礼にと森の仲間たちに宴が開かれる中森ではツバイが出ていったことが表記。
バルドウィンは側室騒ぎを納めようと神官庁に直談判。自分が宰相を離れる代わり神官庁の人間を役につかせることを約束し
個人的にふたりの行く末がみたいから婚約を破棄させないでくれと頼む。
その条件を神官庁がのもうとしたとき
ラニ・スピラーリとラニ・アリステスが来庁
散歩中にニケに側室を迎えたことがばれる
おまけ漫画
リヴィウスがニケと出会う前の話すべてに退屈していた頃庭師から雨の話を聞いたこと
世界は美しいと思ったことがかかれている
暑すぎて一家で保養所にいく話。
フレデリカ
フレデリカがカッサンドラになった話。
ジシン視点。
ジシンをフレデリカ母親が拾い育て
母親が死にフレデリカがカッサンドラになり
森の争いや崖から落ちたこと
カッサンドラの決意とジシンの決意がかかれている
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これでニケが助かる!!けれど神官庁からの邪魔が入り彼女が居る城に森の魔女を連れて戻れない。困ったリヴィが思いついた考えとはカッサンドラを(嘘の)側室として城へ連れ帰ること。そしてニケの治療が始まり、つきっきりになるリヴィ。目覚めるニケ。泣き崩れるリヴィ。まさに王道!!でも回復に向かうニケが側室のことを知ってしまう。城に戻るための嘘の側室とはいえ、どうするリヴィ!?の所で終わる。
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リヴィの初めてのお使い完結。もう泣いた! うん、うん、少女漫画の王道はこうだよ!
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ニケが助かったときのキスシーンは感涙もの。
カッサンドラを見たときの、ニールのカードゲームマニアな喜びがツボだった。
バルドが語った、二人の夫婦としてのあり方、それを見続けていきたい、という決意にグッと来た。たまにマジなときはホントいい事言うよな~、バルド(笑)
何度も書いているが、「王道を極めれば傑作になる」(丸谷才一)という言葉がこのマンガを端的に表現していると、いつも思う。
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魔女カッサンドラを連れて王都帰還。
ニケが目覚めた時は本当に涙腺緩んだ。離れ離れの期間長いと思っていたけど、10日くらいの話なのね。ニケロスだったリヴィの反応に笑った。
リヴィ初めてのボーイズトーク、元悪徳神官、黄金鳥のヒナ、シスコン炸裂のジシン、宴でカッサンドラを狙うバルドなど、シリアスと笑えるところのバランスが相変わらずツボ。
番外編はニールが最強だった。
カッサンドラが名前を引き継ぐ前の話は、幼いジシンが可愛すぎたし、短いのに読切のような満足感。
知らない間にリヴィが成長していた上に側室問題でニケが揺れる。
椎名橙の作品