笑う大天使 第2巻 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社 (1996年9月1日発売)
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883159

感想・レビュー・書評

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  • 本編及び後日談「空色の革命」「オペラ座の怪人」「夢だっていいじゃない」収録。前巻の誘拐騒動をあっさり解決したと思ったら、まさか後日談で泣かされるとは。特に「オペラ座〜」が本当に切ない。しかも恋愛要素があったことに驚き、本シリーズは皆無だろうなと思っていたから。いちばん好みはもちろん俊介×和音!妹のように接していた子が嫁に行くと決まり恋愛感情を自覚する展開最高です(笑)また、近親相姦は好きではないので、一臣×史緒はそのままなのも良かった。2冊と短く完結していることといい、最初から最後までわたし好みの作品。

  • ・ユズコレディロレンスの名前にびびった
    ・うん俊介とくっついてうれしい…案の定俊介がお気に入り…
    ・事務次官の夢が達成されてよかった…かーちゃんには楽させられなかったけど…

    本は小さくて軽いほど好きだけどこの文字サイズの小ささ私の目にはギリギリアウトなんだな…

  • ケンシロウ様と崇められ、ハイネとリルケの詩を口ずさみ(うそ)、アジのひらきを焼いてしまう史雄さんが好きです。
    オスカル様と慕われ、熱を出した母君を心配し(うそ)、夜ごとにちびりちびりと晩酌する和音さんが好きです。
    コロボックルちゃんと慈しまれ、もうお腹いっぱいで食べられないと言い(うそ)、豪邸のリビングでちゃんちゃんこを着てくつろぐ柚子さんが好きです。
    確かに彼女たち3人は「お嬢様」ではないかもしれないけれど、これは強くて(筋力的な意味で)心優しき“Arch angel”の名に相応しい乙女達の物語なのです。
    《2013.12.01》

  • 本編(というのか分からないけど、ともかく最初の一番長い話)が思いのほか超展開だった!
    そんな突然に超人って!あなた。笑

    番外編(というのか分からないけど、ともかくその後の短めの3つの話)が好きだな。
    なんかこう...落ち着いているというか…しっとりしているね。
    ルドルフー。泣

  • おハルさんのお話がとても好きです。

  • タイトルに反して冒険活劇でした。最後、トントン拍子に解決しすぎ。

  • 「『よし!そんじゃお礼に 兄ちゃんが孤独な老人になったらば 私が面倒見てあげよう』
    ──まるで 夢みたいな話だが
    それならそれで いいじゃないか
    夢だって いいではないか……」

    「空の食欲魔人」の解説に「夢でもいいじゃない」という言葉があったのをレビューに書いたが、もしかしなくてもここから取った言葉だったのか。

    イギリス土産にチャールズ人形とダイアナ人形買ってきたなんて和音にしては気が利いてるねえ…両親にじゃなくて俊介になのが優しさなのかなんなのか。

    史緒さんも柚子さんも和音さんも一臣殿下もロレンス先生も若月俊介氏も斉木家のチャールズ・ダイアナ夫妻も大好きだーー。いいじゃない長編!
    何度声上げて笑ったかわからんが「男にも生理があればいいのに」のくだりが一番爆笑したかもしれない。
    「ジンチョウゲ姫」とか「とうさま星とかあさま星」とか萩尾作品ネタにはもちろんニヤニヤしたが、わかってないネタがいったいいくつ仕込まれているやら。

    もはや完全にファンとなってしまいました。降参。
    いい加減にうちのPCは革払い済みという一発変換をやめないか。

  • いよいよ誘拐犯たちの本拠地に乗り込む3人組。
    3人の車から道標のように食い散し落とされた
    麦チョコを拾食いすることで結果、若干3人を
    助けることになったダミアン[笑]

    ついた先にはユダを含む12使徒たち。
    今こそ超人パワーを役立てる時!!
    奇跡は起こる! わしらが奇跡だ!
    文句があるならベルサイユへいらっしゃい!

    ドタバタしつつの事件の後の、短編のお話たちが
    兄弟の深まる想いや、恋、友情、どれも素敵なお話で
    個人的には本編よりもすごく好きなお話ばかり。

    卒業アルバムでの3人のその後の報告が
    サラっとしていて想像の余地があるところもすごく好き。
    幸せそうでよかった♡

  • 誰も傷つかず、誰もが幸せ大団円
    ただ何も気負わずにほんわかできる

  • おハルさんの話は何度読んでも泣ける。一番お気に入りは和音さんちの空色の革命。和音さんが可愛く見えて来るから不思議だ。

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