- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593534906
作品紹介・あらすじ
パーシーたち7人の英雄は、神々の宿敵ギガンテスを倒すためアルゴ2号でアテネへと旅を続ける。一方、レイナとニコとヘッジ先生は、ニコのシャドードライブでアテナ像をハーフ訓練所に運ぶことになった。ガイアは復活してしまうのか? ギリシャとローマの戦いのゆくえは? そして、予言の意味とは? 悩み、行動し、成長してき英雄たちの運命は——。シリーズ最終巻。
感想・レビュー・書評
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パーシー・ジャクソン シーズン2 最終巻
ギリシア神話の神々が大昔に封じたタルタロスとガイアが目覚め、地上を自分たちのものにしようとする。ギリシア神話の神々は、ローマに渡り人間の長い歴史により別の人格を与えられた。そのため神々は分裂してタルタロスやガイアと闘える状態にはない。
そこで予言により神々と人間との間に生まれた”ハーフ”である7人の英雄たちが選ばれた。
しかしギリシア神々とのハーフの訓練所と、ローマ神々のハーフの訓練所は長年の宿敵関係であり、今回も一触即発の状態だった…、というお話。
シーズン1はパーシー・ジャクソンの独白で、無駄な喧嘩を仕掛けたり変なユーモアがあったりしていた。シーズン2では7人が数章ずつ主人公となっての三人称記述。
古代の巨人や悪意を持つ神々と7人それぞれの闘いが続くので、ずーーーーっと深刻な状況ではある。作者自身も読者へのメッセージで「ドキドキさせちゃってごめんね」とか書いているし(笑)
冒険ファンタジーであると同時に、家庭や社会でうまく行かない少年少女の成長物語でもあるのですが、たしかに7人の成長は著しく、作者もよくここまで書いたなすごいなと思う。
シリーズ最終話のここでは、ギリシアハーフとローマハーフは完全戦闘状態となったなかで、ついに敵の黒幕であり復讐に燃える大地の大女神ガイアは目覚め、7人の英雄たちが命をかけた最後の作戦を決行し…という内容。
さすがに児童文学なので、敵が強大な割には甘かったり(主人公たちが「こっちには奥の手があるんだ!」と言ったら待ってくれたり^^;)もするが、最後はそれぞれができることをやってのめでたしめでたしとなる。
同性に恋して戸惑う話も出てきたりするのはやっぱり現代文学だからなのか。
第3シリーズも出ているようで、ここで説明されなかったことが次のシリーズに続いているらしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了。
期待を裏切らない最後だった。
まぁガイアはちょっと弱いかなと思ったけど。
パーシーやフランクの活躍が物足りなかったかなぁ。前回したからってことだろうけど、最終話なんだから。皆に活躍して欲しかったな。
ニコに良い変化が見られてほっこりした。以前のニコも魅力的だったけど。
7人だけじゃなく、レイナやヘッジ先生の活躍も楽しめた。
タレイアやハイラはどうなったかな。リオとカリュプソだけじゃなく、そっちも知りたかった。
これで最後。読み切ったけどちょっと悲しい。まだまだ読める。
(160913) -
第2シーズンのようやく最終巻。いや、ハラハラドキドキだった。こう云うのは読んでて楽しいわ。ただ、厚くて読むの疲れた。外伝があるし、第3シーズンもあるのね・・・
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あれ?! こちらレビュー書いてませんでした?!
そこに驚いてしまって、あれ?!
⭐️5つ評価はしてあるので、何故書いていないのか謎です。忙しくて忘れてしまったのでしょうか。
記憶を頼りに書くことになりますが、リオパートの結末がグッときたことを覚えています。
これ完結編でしたよね。うーむ…
当時の私を引っ叩いてレビューさせたい。 -
神話が好きで、風や水、話術などを操る神々の子どもたちの活躍が面白い。
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長い長いシリーズがようやく完結。
未来を感じられる明るいラストでよかった。