左翼グローバリズムとの対決

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594085322

作品紹介・あらすじ

新型コロナウィルスによる感染症の世界的な広がりは、期せずして「グローバリズム」の負の側面をあぶりだ

すことになった。本書では、その「グローバリズム」に潜んでいた左翼主義的な思想に焦点を当てて、歴史の文脈

の中で批判を展開する。

感想・レビュー・書評

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  • 戦後レジュームとの決別。
    それを理解するための一助となる本だと思い手にした。

    知の旅は終わらない で、立花隆にボロンチョに論破されていた人よりは、もっともっと骨のある人だと思う。

    知らない事が多いので、もっと周辺を調べてから再読したいと思う。

    武漢の細菌研究所はもうないと言う説がある。
    証拠隠蔽で爆破された。実際に衛星から見たら更地になっている。何しろ列車事故で列車を埋める国だからなぁ。
    笑い
    と言う趣旨のところは、笑えたけど、さもありなん。
    怖いなあとも思ってしまう。

    中国では、都会籍と田舎籍では同じ漢民族でも全然違う扱いを受けると言う記述がある。

    実際、上海で現地ガイドと話していると、地方出身の田舎籍なので、毎年仕事に関して申請をしなければならない
    と言う趣旨の話をしてくれた。

    そこは納得できる。

    安倍元首相の言った
    戦後レジュームからの脱却
    の趣旨はおおよそ理解しているが、
    もう少し知識が欲しい。

    一部の偏向新聞や日本偏向協会を見聞きしていると、ミスリードされる。
    日本は悪い国なので、北朝鮮のミサイルの開発は当然で、
    敵基地攻撃なんてとんでもない。座して死を待つべき。
    的な思考になりかねない。

    別の視点からの情報も必要なのは当然だ。

    とは言え、今年の読書のテーマを決めているので、
    そちらを優先して、本書はしばしホルト。

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著者プロフィール

昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める

「2024年 『日本国史学第20号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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