猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594087692

作品紹介・あらすじ

元経済ヤクザ「猫組長」&漫画家「西原理恵子」
異色のタッグが疾走した「週刊SPA!」人気連載が堂々完結!

コロナ禍での悪の実態をつぶさに活写する

コロナ禍のインサイダー取引、
PCR検査でボロ儲けする悪徳医師、
闇ワクチンビジネスの全容、
忍び寄るコロナバブル崩壊の足音……

5年間にわたる「ネコノミクス宣言」の集大成、
残酷なアフターコロナを生き抜くための指南書がついに誕生した。


【猫組長からのメッセージ】
ネコノミクス宣言3冊目となる完結版が完成した。その名のとおり最後のネコノミクス宣言だ。
2016年5月に週刊SPA!で連載が始まってからちょうど5年である。
月曜日の締め切りに遅れないよう、日曜日の夜に原稿を書く。それが私のルーティンであった。
連載とは読者との約束である。
約束を守ることは信頼関係の基礎だ。ネコノミクス宣言はこれで連載も終了する。最後まで約束を果たせたのも、読者の皆さんのおかげである。

【西原理恵子からのメッセージ】
猫組長の人生全ての経験をあれやこれやとつめこんだ、読んで毒出しじゃなくて毒入れの生きてゆく指南書。
組長はいろんな世界を見てきたアレな人ですが、中身がオシャレ女子高生なので、
ちょー甘パフェを食べながら世界の裏っかわを語る。読んでみてください。
私の漫画人生にたくさんのネタをいただきました。ありがとうございます。

感想・レビュー・書評

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  • 西原さんと猫組長のブラックな経済エッセイ

    コロナ禍で変わる経済の話と
    世界のアンダーグラウンドな経済の話

    カルロス・ゴーンの事件に陰謀論を唱える人と背景
    おもしろかった。

    経済初心者の私でも楽しく読めました。

  • まあじゃんほうろうき(西原理恵子)からのファンですが、相変わらずのサイバラ節で楽しく拝見させて頂きました。

  • ネコというタイトルに惹かれて読んだが、猫とはあまり関係なかった。
    普段自分が考えない、見ない、パースペクティブな意見を読めた。

  • ゴーン事件の裏側が印象に残った。
    今、オリンピックの日本を見ていても、なんか馬鹿にされてるのかな、海外に。。。
    コロナの事、今の状況が組長の予想と合っててビックリする。。

  • 表も裏も知り尽くした猫組長と漫画家の西原理恵子の「異色コンビ」 による今回の本。コロナウイルス感染拡大で起こっている世の中の出来事をひと味違った視点から見ている。




    コロナウイルスでムンクの叫びのような表情になった所もあれば、その一方で笑いが止まらない所もあった。その中には、PCR検査をしているクリニックもあった。



    抗体検査のキットは原価4000円なので、猫組長が受けたクリニックでは、PCR検査が4万円、抗体検査が2万5000円なので、おいしい商売だ。




    検査結果について「せいぜい6割くらいの精度や」と言ったそうだ。




    そう言えば、元旦の新聞に闇ワクチンが日本に入っていて、富裕層の中に闇ワクチンを接種している人がいると言う記事が載っていた。




    闇ワクチンは、中国シノバック・バイオテック製だけではなく、ロシアのスプートニクVも出回っている。



    猫組長に声をかけてきた医療関係者は「中身は生理食塩水だから安心です。薬にはならないけれど毒にもならない」と言いはなったそうだ。




    話題になったと言えば、「ロビンフット」だ。スマホアプリで、ゲーム感覚で株取引が手軽にできる。アメリカの新たに始めた個人投資家(ロビンフッター)たちは、株式市場でヘッジファンドを買いで打ち負かしたことがニュースになった。



    しかし、裏があった。ロビンフットの収益の大半は、ロビンフッターの注文情報をヘッジファンドに売って得たものだった。ヘッジファンドがそんなに甘ちゃんな訳がない。



    ニュースや新聞では見聞きしないことが書いてあり興味深いなあ。

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著者プロフィール

1964年生まれ。兵庫県神戸市出身。元山口組系組長。評論家。本名、菅原潮。
大学中退後、不動産会社に入社し、その後、投資顧問会社へ移籍。バブルの波に乗って順調に稼ぐも、バブル崩壊で大きな借金を抱える。この時、債権者の一人であった山口組系組長を頼ったことでヤクザ人生が始まり、インサイダー取引などを経験。石油取引を通じて国際金融の知識とスキルを得る。現在は引退して評論、執筆活動などを行う。
著書に『『カルト化するマネーの新世界』『ダークサイド投資術』(いずれも講談社+α新書)、『金融ダークサイド』(講談社)、『暴力が支配する一触即発の世界経済』『黒い経済白書』(いずれもビジネス社)、『アンダー・プロトコル』(徳間書店)など多数。

「2022年 『正義なき世界を動かす シン地政学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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