子爵の理想の花嫁選び (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)
- ハーパーコリンズ・ ジャパン (2015年8月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596332189
作品紹介・あらすじ
両親を相次いで亡くした、天涯孤独なメアリーは、遠縁の家に身を寄せ、肩身の狭い日々を送っている。そんなある夜、出席した舞踏会で出会ったのは、目の覚めるような美貌の子爵-ハヴロック卿。彼から性急に求婚され、メアリーは大きなとまどいを覚えた。なぜ、こんな高貴で優雅な人が、わたしのような娘を花嫁に選ぶの?あまりにも奇妙な申し出を拒絶すると、ハヴロック卿は打ち明けた。離れて暮らす異母妹を引き取るため、大至急結婚したいのだ、と。メアリーは妹を思うハヴロック卿の気持ちに心を打たれ、結婚を承諾した。実は彼の花嫁選びの条件が、とんでもなく屈辱的なものとは知らぬまま。
感想・レビュー・書評
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良いおばさんと従姉妹たちですね。
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表紙の貴婦人は妖艶だが、ホットなシーンに力を入れている話ではない。
”実は彼の花嫁選びの条件が、とんでもなく屈辱的なもの”ではあるのだが、、鬼ロマというほどの展開でもない。でも、エンタメ度が高く、全体的に楽しいお話だった。
孤独なメアリーが子爵の思惑を知ってなお、寛容に夫婦関係を築こうとする姿が良かった。
リストの応酬は笑えた。
関連作は短編の「子爵の贈り物」
クリスマス・ストーリー2013 四つの愛の物語に掲載
あらすじなど下記へ
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4943.html -
3.4
脳筋というか下町の江戸っ子のようなハヴロックと小動物のように弱々しくも堅実なメアリー。わりと王道です。