隠れ家と広場――移民都市アムステルダムのユダヤ人

著者 :
  • みすず書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784622095583

作品紹介・あらすじ

ナチ・ドイツの占領下、アムステルダムにはアンネ・フランク一家など一万人が潜伏していた。狭い路地が入り組み、潜伏には適していた。ただ、アンネはそれ以前は、この街で友人たちと愉しい少女時代を過ごしている。オランダは伝統的に難民・ユダヤ人に寛容で、とくにアムステルダムはそうだった。戦時中は保育士、法律家、学生グループなどがユダヤ人を護るレジスタンス組織をつくって活躍した。この伝統はどのように育まれたのか。アンネと仲間たちやその家族は、その後どんな人生を生きたのか。戦争に翻弄されて、たくさんの物語が生まれた。

感想・レビュー・書評

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    隠れ家と広場 | みすず書房
    https://www.msz.co.jp/book/detail/09558/

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/569048

  • ワーテルロー広場を取り巻くユダヤ人街は、ほとんどのユダヤ人住民が早い時期に移送され、移送がほぼ完了した1943年以降、ひと気が絶え、荒れるにまかされていた。そこでアムステルダムの非ユダヤ人市民は燃料になる木材を求め、ユダヤ人の住んでいた住宅に次々と入り込み、ドア、床板、戸棚、階段などありとあらゆるものを切り出し、持ち去った。P149

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著者プロフィール

千葉大学大学院社会科学研究院教授(千葉大学災害治療学研究所兼務)

「2022年 『アフターコロナの公正社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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