文系でもよくわかる 日常の不思議を物理学で知る (文系でもよくわかる物理学)

著者 :
  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 149
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635130127

感想・レビュー・書評

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  • 前作に引き続き興味深かった。普段使っているスマホ、絶対に欠かせない医療、電力供給など…。生活の中に多くの物理学が応用され、意識せずともそれを利用していることがよくわかる。
    今回は「日常」がテーマなため、日常のツールの仕組みと物理学、どちらの説明もされているのだが、前作より更に端折っている箇所があるため、結局よくわからなくなるお話がチラホラあった。この本では概要を掴んで、もっと知りたければ自分で調べるのが良さそう。

    それにしても、地球がここまでわたしたちに都合よくできていると、宇宙の人間原理にも説得力がでる。奇跡と奇跡と奇跡と奇跡と…無数の奇跡が重なって、とんでもない確率で今があるのが少し怖い。

  • タイトル通り、日常の疑問を物理学の視点からわかりやすく解説してくれている本。

    歳を重ねれば重ねるほど、なぜそうなっているのかということに疑問を抱きにくくなる気がする。

    本著を通してあらためて当たり前のことがなぜ当たり前なのか、本当に当たり前なのか、突き詰めて考えてみることの大切さとおもしろさを感じることができた。

  • 前作よりも面白く、知的好奇心をくすぐる良書だった。
    あまり原理が分かってないテクノロジーを分かりやすく解説してくれる。短くまとめられていて一瞬で読み進めていける

  • 子供にどうかな…と思って借りてみた。MRIのところを読んでみたけど原理がわからなかった…。図で解説してほしかった。

  • これだけ物理学が今の生活に生かされているとは普段感じることがなくて新鮮な話ばかりでした。知ったかぶりして誰かに話したくなります。

  • 2020/11/10 ★3.2

  • 当然と思っていることが当然ではないことを認識した。今触っている本も素粒子の集合体であるといるようなミクロの世界や、宇宙の起源を探るといったビッグスケールの世界まで、物理学なしでは語れないことを学んだ。

  • 日常物理。

  • 難しい物理学も身の回りのことに関連づけて考えると理解しやすくなります。

    「水」についての話はとても不思議で面白かった。

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著者プロフィール

■松原 隆彦(マツバラ タカヒコ)
高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所・教授。博士(理学)。京都大学理学部卒業。広島大学大学院博士課程修了。
東京大学、ジョンズホプキンス大学、名古屋大学などを経て現職。主な研究分野は宇宙論。
2012年度日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞。
著書は『現代宇宙論』(東京大学出版会)、『宇宙に外側はあるか』(光文社新書)、『宇宙の誕生と終焉』(SBクリエイティブ)など多数。

「2020年 『なぜか宇宙はちょうどいい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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