カチューシャ

著者 : 野中ともそ

• 理論社 (2005年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Graceさんの感想 · 2006年10月7日]

カチューシャかわいい

[ナズさんの感想 · 2006年10月2日]

かじおとカチューシャと、ショウセイと香坂。皆素敵でした。日本人はどうしてこんなにもせかせか生き急いでいるんでしょうね。「一文字一文字をじっくり味わいたい」というかじお君に目からウロコです。カチューシャも可愛い。ああいう気儘な女の子、とっても好きです。この人の作品好きです。

[ちーさんの感想 · 2006年9月10日]

まわりのペースと違ったっていい。
全体的にスローモーな高校男子と、美人で策略家で男勝りで、でも魅力的な女子高生と、周りの人々の話。
テーマもストーリーもいいからこそ、ちょっともったいない点もちらほら目に付きました。ほんともったいない。

[かとさんの感想 · 2006年4月16日]

のろまを自認する主人公ととびきりいけてる女の子カチューシャの物語。

[ＭＡいこさんの感想 · 2006年3月4日]

面白かった。野中さんの。絵もかわいいです油絵

[ちゃいろいさんの感想 · 2006年2月17日]

あまりにもすべてがスローモーなため「モー」と揶揄される、田舎の高校生男子。釣り場で偶然であったロシア人老人「ショウセイ」とその孫娘「カチューシャ」（超絶美貌ながら中身はオトコ）、お金持ちのどら息子ヤンキーなど、個性的な面々と送る愉快な高校生活。
登場人物みんなが愛らしく、ほんわかと優しい気持ちになれる。

[Wakanaさんの感想 · 2005年7月7日]

最高に面白い作品です。こういう大人に出会い、こういう心の友に出会い、こういう中学時代を送りたかったなぁと思うくらいに。

[emiさんの感想 · 2005年4月18日]

のんびり屋のかじお君とその父や友人たち、みんなスキです。かじお君と周りの人たちとの、近づき過ぎず、微妙に距離を置いてるのだけど、お互い信頼している関係はステキだと思う。若い三人の成長しいく様が、羨ましくもあり、懐かしくもある。

著者プロフィール

作家、イラストレーター。ニューヨーク在住。98年「パンの鳴る海、緋の舞う空」で小説すばる新人賞受賞。主な著書に『フラグラーの海上鉄道』『宇宙でいちばんあかるい屋根』『カチューシャ』『世界のはてのレゲエ・バー』『おどりば金魚』『チェリー』『犬のうなじ』『ぴしゃんちゃん』『鴨とぶ空の、プレスリー』『海鳴屋楽団、空をいく』『つまのつもり』など。

「2016年 『虹の巣 』 で使われていた紹介文から引用しています。」