- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652078167
感想・レビュー・書評
-
石川直樹さんの旅の記録を読んでいると、「旅行」で知るのとはまったく違う「未知の世界」があることを知ります。「生きる」ことがどういうことか、自然や生命のリアルを教えてくれます。自分の今の暮しの方が、ちょっと生物としては間違っているような気にさえなります。もし人生が二度あるなら、怖がらないでこんな風に命がけで「生きてる実感」を味わってみたいです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現実に何を体験するか、どこに行くかは重要ではない
心を揺さぶる何かに向かい合っているか、ということがもっとも大切なこと
家の玄関を出て見上げた先にある曇った空こそがすべての空であり、家から駅に向かう途中に感じるかすかな風のなかに、もしかしたら世界のすべてが、そして未知の世界にいたる通路が、かくされているのかもしれない -
会社の同僚に借りてチラ読み。
すんなり入ってくる文章と写真で一気にもっていかれた。
震えた。
俺、もっと冒険しておけばよかった。いや、今気づいてよかった? -
冒険とは、ただ旅行することやすごい体験することを言うのではなく、心を揺さぶる何かに向き合って生きること、その一つ一つが全てが当てはまるのだ。
こんな色々な冒険ができるなんていいなあと思って読んでいたら、最後にドカンと頭を殴られた。
日々の生活の中でも学びがあるように冒険もあるんだと。
子供にも読ませて、早く「冒険とは?」に気付かせたいので読ませたい本。 -
すごい‥!
すごいしか出てこない。
私もこの目、この体で世界を知りたいと強く感じた。
前からうすうす抱いていた、一つの決意にも似た感情が漲った。
私も今を生きてる。
確かな自分。。 -
よりみちパン!セ その8
冒険!冒険!冒険!
絵に描いたような冒険を続けた著者は、遠くや危険なところに行くのだけが冒険じゃないと言った。新鮮な体験をすること、そして自分が変わること。僕らのまわりは冒険であふれているはずなんだ。 -
[ 内容 ]
世界を素手で旅し、未知のフィールドを歩き続ける、若き“冒険者”の軌跡。
人間をはるかに越えてある自然と地球上のさまざまな人々のいとなみ、あえかに受けつがれる知恵との対峙のなかで、精神の冒険と想像力の旅について静かに問いかける。
中学生以上すべての人。
[ 目次 ]
1章 世界を経験する方法としての旅 インド一人旅
2章 冒険に出かけよう アラスカの山と川
3章 自分の目で見て、身体で感じること 北極から南極へ
4章 いま生きているという冒険 七大陸最高峰とチョモランマ
5章 心のなかに島が見えるか ミクロネシアに伝わる星の航海術
6章 惑星の神話へ 熱気球太平洋横断
7章 もう一つの世界へ 想像力の旅
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
写真メインなのかなとおもてたらガチで冒険家だった。カヌー乗って気球乗ってチョモランマ登って、、、ここではないどこかへ未知へ向かい続けてる。読む身体。
最終章が好き。沖縄の御嶽、富士山、洞窟、ドリーミングへの通路。 -
とにかく読見始めたら止まらない
あっという間に読み終わっていた。
どきどきわくわく
ときどき、今の自分について考える瞬間もある。
生きている一瞬一瞬を冒険にしよう!
そう思いながら生きようと思う。 -
旅行記というのは初めて読みました。
自分では行けないような所へ行ってくれて
さまざまな経験を書いてくれていました。
とてもワクワクして、珍しく夢中になった1冊です。