バイキングと北欧神話

著者 :
  • 明石書店
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本棚登録 : 57
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784750322094

作品紹介・あらすじ

フランス,イタリアを攻撃し,ロシアを縦断してアラブ,アジア地域も窺い,コロンブスより500年も前にアメリカ大陸を発見した「バイキング」。北欧古代,欧州中世を豪壮華麗に彩ったその実像と,魅力にあふれた神話の世界に迫る,興趣尽きない歴史読み物。

感想・レビュー・書評

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  • ヴィンランドサガを読んでいるので、勉強のために読んでみました。

    ヴィンランドサガで見た名前や地名が出てきましたが、なかなか難しかったです。
    一口にバイキングといっても、ノルウェーバイキング、デンマークバイキング、スウェーデンバイキングと分かれているのは知らなかったです。各々に特徴があり、面白かったです。


    北欧神話の方は、ゲームのヴァルキリープロファイルをプレイしていたのでこちらも勉強したいと思っていました。
    北欧神話の短編がいくつか載っています。イードゥンと黄金の林檎 が好きでした。
    ロキは相変わらずでした。

  • 後半に神話が載ってる
    バイキングはバイキング料理を食べてないし困窮してたからバイキングをやってた
    なるほど

  • これもアナ雪関連目的で読みましたが特に収穫はなし。
    前半の、バイキングというものが何たるか、輪郭はざっくりつかめました。
    グリーランドの地名の由来がまさか法螺に由ってたなんて。
    また、アメリカ大陸発見がコロンブスより先に「ヴィランド」と名付けられバイキングが見つけていた、かも? というのも初めて知りましたので面白く読めました。
    バイキングの滅亡が思ったより速かったのが意外でした。確かにこれにはロマンを抱くな。バイキング行為が許された時代にまさに生きた民、という文脈で。ノルウェーは誇りとし、デンマークは観光材料にし、スウェーデンは恥としていたが今は偏見も誤解もないことを知り広報的に用いている。これは国の差異として面白いと思いました。
    後半の神話はちょっと頭に入ってこなかった。物語ってあらすじだけ読むべきものじゃないなって思った(笑)

  • サガに興味があるのでバイキングを知りたくなり読みました。
    バイキングと一口に言ってもノルウェー、スウェーデン、デンマークではそれぞれが大きく違い、思っていたよりも遠くまで移動していたことが分かりやすく書かれていました。

    メインはバイキングで北欧神話はおまけと思って読めばとても良い本だと思います。

  • 今、流行りのカリブ海の海賊達とは全然違う北欧の海賊達の話がわかりやすく書かれていました。
    後半の神話の方は全然違う話ですが、読みやすかったです。

  • 北欧関連書籍の中で一番はじめに読んだ本。

    入門書としてはややハードかと思います。
    前半のバイキング部分は難しかったというか人名や地名が頭を素通りしていった…事前知識があった方が絶対にいいです。
    後半の北欧神話については入門的な内容で非常にわかりやすかったです。

    前半部分をリベンジしたいところ…知識整理に非常に有効そうです。
    北欧関連初めての一冊が武田先生のご本でよかったなと思っています。

  • 1800

  • 特別バイキングが好きというわけではないけど
    バイキングはかっこいいと思った。

    北欧神話に出てくる神が見たことある名前ばかりで興奮した。

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著者プロフィール

1928年北海道室蘭市生まれ。中央大学法学部卒。外務省語学留学生(ストックホルム大学)、外務省北欧担当官(この間NHK国際放送〔北欧向け〕顧問)。在スウェーデン、デンマーク大使館一等書記官、宮内庁式部官、駐イスタンブール総領事を歴任。北海道東海大学教授(国際政治および日本外交史)、東海大学教授(北欧政治・外交および北欧社会研究)。この間大阪外国語大学、立教大学非常勤講師。1999年退任。現在、北欧文化協会理事長。
〈主な著書〉
『白夜の国々』(中公新書 1985)、『物語 北欧の歴史』(中公新書 1993)、『北欧の外交』(東海大学出版会 1998)、『北欧を知るための43章』(明石書店 2001)、『福祉国家スウェーデンの闘い』(中公新書 2001)、『物語スウェーデン史』(新評論 2003)、『バイキングと北欧神話』(明石書店 2005)ほか多数。

「2006年 『北欧悲史 悲劇の国王、女王、王妃の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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